借り入れするならどこがいいか検証してみた | お金を借りるならどこがいいんだろう？誰にもバレたくないですからね日语初级问题 分からないんですか。じゃあ，教えてくれませんか 分からないんですか。じゃあ，教え_百度知道
日语初级问题 分からないんですか。じゃあ，教えてくれませんか 分からないんですか。じゃあ，教え
日语初级问题分からないんですか。じゃあ，教えてくれませんか分からないんですか。じゃあ，教えてあげましょう为什么不能用第一种
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伯爵の三男盆暗息子が聞いているのかサンディア！といっているのだか、そもそも誰と勘違いしてるんだよ。と言うかコイツ下から数えた方が早い位に酷い成績だから名前覚えて無いのだが。
初の短編です。
粗がありますが御了承下さい。
　目の前で展開される事柄に出来れば傍観者で居たかったなぁ、と第三者的なことを考える。
「聞いて居るのかサンディア！」
　いや、聞いてないし聞きたくないし。
　そもそも誰と勘違いしてるんだよ、伯爵の三男ボンクラ息子。
　それに此処が何処か判ってるのか？迷惑千万だぞ？
　名前は何だったっけな、ハッキリ言って気にして無かったから記憶に無い。
　そもそも私、長男次男迄は記憶に止めておくが、成績下から数えた方が早い程、万年最下位争いをしている奴の名前は覚えて居ない。
　いや、覚えたく無い。
　それが横に居る、我が…………
　長身筋肉隆々の威圧感半端無い肉親の○○○だとしても。
「ちゃんと話を聞け！」
　少し意識を他所に向けていたのが腹が立ったのか、目の前で喚き散らす盆暗は、人違いをしながら喚き捲る。
「いいか、その愛らしくも清楚な雰囲気に今まで騙されていたがな」
　いや、誰が愛らしんだよ盆暗。
　私か？私なのか？
　お前の目は節穴か？
　腐りまくって居るのか？
　身分差と言うのを脳内から放出してるのか？
　と言うかお前誰に対して言ってるんだよ、よく考えて言えよボケ。
　あああ、一緒に居た伯爵の長男が口を抑えて爆笑したいのを堪えてる(婚約者有)。宰相の次男坊(婚約者無し)もぶふっと音がしたぞ？おい、後ろに居た公爵家の長男(他国に婚約者有)、「ぴひゅっ」とか妙な音声がしたぞ？
　その音に驚いたのか、更に後ろにいた御令嬢方が…
　何故私が向いたらキラキラした瞳で見てるんですかね？
　驚いたのではなく、期待している？
　公爵家の長男が「腐海だ」とか「腐女子」と呟いたら、御令嬢方が一斉に睨み付けたのだが何故だ？そして御令嬢方の一糸乱れぬ連携(？)の取れた猛吹雪を思わせる冷酷な視線に萎縮する公爵家長男。
　女の集団は怖いよな…
　思わず言葉が混乱してしまう程に。
「何処を向いているのだサンディア！」
　イヤイヤ、ナニを言ってるのだお前は。
　だがここでコヤツに対して口を開くと面倒なのでスルー。
　存在していない者として扱う。
　私の目もあやつを見ている様で見ていない様にしている。
　つまり彼奴側を向いては居るが、目線は彼奴の背後の遥か遠くにある。
　言っとくがワザトだからな？
　ボンヤリしているワケでは無い。
　格上の私にこの様な無礼な言葉をなげかけて来る等、この場所意外では即刻首を跳ねられてもモンクも言えないぞ？
「此方を向けぇ！」
　ガツッとその盆暗が私の襟首を掴む…手前で消失した。
　いや壁にめり込んだが正解か。
　あ～あ、やっちまったな盆暗。
　ウッカリ私がその盆暗の存在を認識する様に目を向けてしまった。
　コヤツ、もう救う事も出来ないな。
「ゲホッ、こ、の、何をするのだ貴様！」
　めり込んだ盆暗、イチイチ盆盆盆と言うのが面倒だな。よし、今から厄介やコイツは壁メリコミでいいや。ん？文字数が増えたか、やはり私はネーミングセンスが無いな。
「貴様、とは？」
　ふむ。壁メリコミを壁にめり込ませた、長身筋肉隆々の威圧感半端無いーー…
「ひっ！」
　あ。威圧したな。
　壁メリコミが今だ壁から脱出出来なくてジタバタしてるのを、長身筋肉隆々の人物が、目線から何か得たいの知れない怪しい光でも発して焼き殺しそうな程殺意の混めた視線を壁メリコミに浴びせると、ガタガタと歯を揺らして怯え始める。
　だがなぁこれ、長身筋肉隆々の人物からすれば、ただ軽くひと睨み付けただけなんだよな。
　案の定長身筋肉隆々をよく知ってる宰相の次男坊が、やれやれと言わんばかりに此方を見て肩を竦めている。
　確かに同感だな。
　私もやれやれと、他者ならばそう肩を竦めたい。
　そんな最中、サッと目の前を過る無礼者。
　何処に潜んでいたのか知らぬが、人様の前をなにも言わずに過るとは些か行儀がなっとらんぞ？この学園が春に始まってからどの学園よりも開校若い学園とは言え、今までまともな貴族社会のマナーを学んで居ない下級貴族や田舎貴族に確り学ぶ様にと、我が国の国王が全ての学生や貴族に確りと伝達したのにこの令嬢は。
　ちなみに今の季節は冬。
　そう言えば生徒会の役員や教師達が、毎回マナー教室をサボる有名な生徒が数名居ると言っていたが、よもやこの目の前を過った令嬢もサボって居るのではあるまいな？
　心底呆れ果てて居ると、同じく私の側に居た全員が呆れた顔をして過った令嬢を見詰める。
　特に生徒会役員の宰相の次男坊が此方に目配せをし、近くに寄って来て「サボりの常習犯です」と一言。
　どうやら常習犯の様だ。
　その令嬢の顔を見ると、何処と無く見覚えが。
　む？コヤツ、最近身内やら身内の取り巻きやらにやたらと媚びを売ってくる男爵芋、では無かった。男爵令嬢だったな。
　見目の良い高位貴族所か婚約者が居るのにも関わらず人目も気にせず高位子息貴族にばかり色目を使い、無意味にしなだれ掛かったり甘えに来たりする常識の無い女だ。
　おまけに男と女とでは態度が全く違うと、影で非常に有名な令嬢だったな。
　私の敬愛する姉上にまで迷惑を掛ける愚か者だ。
　そう言えば高位貴族男性にやたらと声を掛けていると聞いたが、私には一度も声を掛けて来たことは無かったな。
　最も男爵芋、じゃなかった。男爵令嬢の姿形は桃色のストレートの髪の毛は腰まであり、目は腫ぼったく垂れ目。鼻は低く唇はやや厚めの容姿。可愛いかどうかと言われたら、世間の評価では&庶民&では可愛い方だろう。
　だが貴族社会ではだらしなく見える典型的な容姿だ。
　貴族社会ではまず女性の髪型がストレートの頭髪は有り得ない。
　１４歳を過ぎたら髪を結うものだ。もしくは結わない迄も何かしら髪に飾りを施す。とは言えここは学園故華美な物は禁止されているので程々とはなっておるが。だが目の前の令嬢には何もない。ヘアピンでさえ無い。おまけに顔に施されている化粧が問題だ。化粧自体は施す事は学園では禁止されて居ない。勿論華美なのは禁止だが、この令嬢、何故庶民の、しかも宜しくない意味での職業の化粧をしているのだ？
　目の腫ぼったい化粧。
　鼻を低く見せる化粧。
　頬に桃色を差す化粧。
　唇を厚く見せる化粧。
　どれも身体を使う職業(娼婦)の化粧ではないか…。
　最初は&そう言う顔&かと思ったが、明らかな強い化粧粉の匂いにゲッソリとした。この強い匂いは、&それ用の職業の女性専用の化粧品&の安価な品で、そう言った場所の出入りして居なければ手に入れられ無いからだ。何でも匂いで男を惑わすとか何とかで、麝香の匂いを合成して混ぜてあるとか何とか。
　チチウエがこう言う化粧の女は懐に入れるな、触るな、危険、身の破滅。と言っていた特徴そのままでは無いか。
　チチウエが学生時代、こう言った特徴の尻軽女に追い掛け廻されヘトヘトになっていた時に、鬼神の如く強かった母上に助け出されたとノロケながら言われた事を思い出した。
　この令嬢は、触るな、危険、身の破滅だな。
　全く好みでは無いからどうでもいいが。
　ちなみにこの令嬢の父親、姿形も顔も男爵芋みたいなんだよな。
　一度茶会で媚びを売ってきたので見たのだが、その時余りにも男爵芋みたいな様だったので記憶している。最も名前はなんだったか、確か…イモー男爵だったな。と、するとこの令嬢の名前は男爵芋でいいか。心の中で思ってる分は良いよな、口に出さなければ誰も解らぬし。
「…イモー男爵令嬢であって、男爵芋ではありませんからね？」
　宰相の次男坊から他に聞こえない様に小声で釘を刺された。
　どうやら心の中を読まれたらしい。
　くそぅ。流石だ。
　兎に角その男爵芋、いや令嬢…面倒だ。男爵芋。
　壁メリコミを「大丈夫ですかセイドル?ミニック様！」と呼んで助け起こそうとするが、たかが女の細腕でめり込んでいる相手を…いや、出来る人も居るが、この男爵芋には出来なかった。
　見た目細いものな、男爵芋だけど。
　顔は悪くは無いのだが、この男に媚びる態度と同姓に対する態度の違いが実に感じが悪い。
　と言うよりな、何故先程から私を親の仇の様に睨み付けるのだ。
　男爵芋は貴族社会の礼儀を知らぬのか？
　おっと、マナー教室をサボる常習犯だったな。だとしたら私が上位貴族だともわかって居ないのか？いやいやまさか。
　ふと、横に居た生徒会役員の宰相の次男坊を見ると、「わかってませんよ」と言うように首を軽く振る。
　ふむ、愚者であったか。
　面倒だな。
「そんな露骨に面倒だなと言う顔をしないで下さい」と呟かれてしまったが仕方無いでは無いか。本当に面倒なのだからな。
「セイドル様っ！今お助け致します！あんた達もぼさっとしていないで助けなさいよ、この愚図ノロマ！」
「何だと貴様」
「貴様では無いわ、私は男爵よっ！未来の伯爵夫人よ！たかが庶民の護衛上がりに無礼者っ！」
　うわぁ。
　頭痛い。
　ナニ言ってるんだコイツ。
　男爵芋が喚いて居る内容が痛すぎる。
　普段お茶会等に招かれて入れば&こんな失態&等言ったりはしない。まして、自分がこの集団の中で最下層貴族であると自覚して居ないのか？
　服装や立ち振舞いを見ていたら1発でわかるだろう？
　大体男爵芋が着ている安価なドレスよりも高価な服装だぞ？上着から下の靴でさえ、オーダーメイドの逸品なのだし。
　それさえも解らないのか？
「解らないのがあの令嬢ですよ」と宰相の次男坊が告げる。
　成る程、流石常習犯。
　常識が無い。
　因みに何だとと言ったのは横に居る筋肉隆々の身内だ。
　その身内が物凄い形相で睨み付けて居るのに男爵芋はびくともしない。知らないって怖いよな。
　男爵芋が&庶民の護衛&だと勘違いしている者が、伯爵三男盆暗の無理矢理数年掛けて執拗に手紙だの何だのと押し掛けられ、ウンザリした為に了承した婚約者であるサンディア自身で、この国の王家の姫君であり、私の姉上であると言うことを。
「それで、どうなったのだサンディア、オルティス」
「「はい、国王様」」
「よい、この場では父と言いなさい」
「「はい、御父様」」
　この謁見の間に入った当初、ガッチャンゴッチャンと凄まじい音量を立てる重量がアリスギル騎士の鋼鉄の鎧を軽々と着こなし、まるで重量を感じさせぬ様な素振りで…
　女性である我が姉に言う事では無いな。
　でもですね姉上、また大胸筋が凄まじい事になってますね。筋肉隆々何てもんではありませんよ？瘤の様な岩山みたいですよ？ベンチプレスですか？私は全く筋肉が付かないのに羨ましい。今度姉上に指南して貰おうか。
　…いや、止めておこう。
　チチウエにまた五月蝿く泣かれるから。
「オルティスゥゥウウッ頼む！お前の可憐な愛くるしい顔で、身体に筋肉を付けないでくれぇえ！」　
　ーーと。
　それを言うならチチウエと同じ顔なんですがね。
　誰が可憐か。
　誰が愛くるしいか。
　私は男だぞ？
　心の中で泣くぞ？
　…姉上の様な筋力は皆無ですが。
　だからこそ不名誉な事に私がサンディア姉上と長年勘違いをされ、サンディア姉上が私であるオルティス王太子とセイドルに勘違いされたのだが。
　嗚呼、また黒歴史が１つ増えて行く。
　と言うかセイドルよ、姉上を私と勘違いしてるなら男爵芋の暴言を止めろよ。壁にめり込んで身動き取れなかったとは言え、口出しは出来るだろうが全く。
　礼儀正しく完璧なカーテシーをする我が姉は(この重量が嵩む全身鎧姿で出来るのは、我が姉と我が母上のみだ)、この度の顛末をチチウエ、もとい私の父親でもあるこの国の国王に事細かく報告をする。
「ミニック伯爵家は三男のセイドルを廃嫡。男爵家も令嬢を市井に放置を早々にした様ですが、私は両家を取り潰す様に要請、また令嬢は拘束を願いいたします。理由は此方に。それと事後報告になりますが此方から婚約は破棄させて頂きました。廃嫡の浮気者な男性とは婚約維持は出来ませんので」
　ササッと、宰相の次男坊が待ってましたとチチウエ、いや、国王に書類を束で渡す。
　勿論接近はせずにだ。
　と言うか何処から現れた宰相の次男坊。
　気配が無くて驚いたぞ。
　そして然り気無く束を受け取った、同じく気配が無い執事長(コイツは常になのでもう気にしない)のセバスがチチウエに見えるように掲げて渡す。
　その束を受け取ったチチウエはサッと目を通し、困惑した様に眉間に皺を寄せた。
「元男爵令嬢はサンディアから虐めと階段から突き落とそうとしたと言う嘘八百の捏造か」
　姉上はそもそも常に人が側に居て、そんな暇は無いしな。
　階段に居たら踊り場で取り巻きに暖かく見守られながら手摺を使って筋トレしてしまう有名人だし、玄関にいたら窓辺で何故か宰相の次男坊と共にスクワットをしているし(宰相の次男坊は途中で力尽きてのびているが)。
　昼食を取るため二階の高位貴族達がいる食堂に行けば、何故かまた宰相の次男坊と共に「筋肉をつけるには卵の黄身がいいのか、それともプロテインか、サプリメントは？食事量は？水分は？運動量は？」等とコアな話をしながら筋トレしているし。
　余りにもアレ(邪魔)なんで、近頃は二階の端に学園側が王家用と席を確保されてしまった。
　何かすまない…。
　稀に大人しくしているかと思ったら、中庭で宰相の次男坊と熱く如何に筋トレをこなすかと話し合ってるし。
　近頃はその筋トレトークに伯爵家長男と公爵家長男が何処からか逃げてきて(後に男爵芋から逃げて来ていたと判明)、侯爵家等は何故か宰相の次男坊と火花を散らしていた。
　何故だ。
　脳筋だからか？
　と言うか宰相の次男坊、最初出逢った時ヒョロヒョロだったのだが、最近少しだけ男らしくなってきたな。
　姉上のせいか。羨ましい。
「そして男爵家の親は、自身の娘(妾の子)を使って王家に取り入ろうとしたと」
　書類に書いてある内容はこうだ。
　王家の娘の婚約者である伯爵家盆暗の三男セイドルを落とし、婚約破棄をさせ、その時に男爵家令嬢の美貌(？)と微弱だが魅了魔法が使える為に魅了させて傀儡とさせ、その隙に王家に取り入り、あわよくば乗っ取ろうとしていたと。
　何だこの穴だらけの計画。
　頭が痛い。
　大体他国は知らないが、この国の高位貴族(辺境伯以上)達には全く効かない事を知らなかったのか？
　高位貴族の子息や子女は十歳を過ぎる辺りには全員毒や精神攻撃に掛からない様、魔術を施す様に通達されている。
　時には一般市民(ほぼ裕福な商人の子供)にまで施すのに、知らなかったのか？
「この計画は何時も難癖をつける蛮国が絡んでいます。この宰相の次男、リンフォードが尻尾を突き止めました」
　&突き止めました&の辺りで姉上からムキィッと筋肉の音がした様な気がしたのは気のせいか。
　それとも&突き止めました&の辺りで、チチウエが眼光鋭くなったのは気のせいでは無いな。宰相の次男坊リンフォードを物凄い目で睨み付けて居る。
「御父様、この先はリンフォードが話したい事があるとの事ですので、発言宜しいでしょうか」
「なら「許可いたしますわ」」
　チチウエの横に、此れまで黙ったまま無言を貫いていた姉上そっくりの筋肉隆々のハハウエが、これまた豪快にチチウエを粉砕、叩き潰して制裁を下し許可をする。
(良いのか？と思ったが、寿命を縮めたく無いので口にすまい。ハハウエは姉上同上筋肉隆々の鋼の肉体美を持つ豪傑だ)
「有り難う御座いますお妃様。豪快な裁き(裁きと言いながら躾と聞こえたのは何故だ)、惚れ惚れ致します」
「あら有り難う」
　ホホホと言いつつハハウエ。
　チチウエをハイヒールでグリグリと踏みつけるのはちょっとって、チチウエ喜んでません？恍惚としてません？
　変態か。
　もう救えない程の変態だな。
　執事長のセバスがダイヤモンドダストの様な冷気を出し、目が死んでますけど？
　私の背後に控えていたメイドが、「坊っちゃん、下に目線を合わせてはいけません。穢れます」って凄いこと言われてるぞ…
　その後。
　裏が取れた男爵家は取り潰し所か一家、親戚も手を貸していたり犯罪に手を染めていたり、他国に取り入ろうとしていたりと諸々酷すぎた為に全員処刑となり、領地を没収された。
　セイドルだが、廃嫡となった後に彼の実家である伯爵家も取り潰しとなり、領地を没収。
　その後宰相の長男が二つの領地を納める形となった。
　元々外交官の手腕があるこの長男は、領地を納める事でも優秀だったらしく、国内でも繁栄する場所となった。
　その数年後。
　市井で泥ネズミの様な風貌でふらふらして居るセイドルを見掛けたと報告があった後、街の外で野晒しの姿で発見。
　どうやらかなり貧困していたらしく、借金まみれであったと報告があった。
　また蛮国から何故か男衆が姉上に押し掛け「ふぉおおおっ！兄貴！いや姉貴！」とプロポーズをしまくったり、蛮国の姫君が押し掛けて来たりとてんやわんやしたがどうにか蹴散らし、今の所は表面上穏やかな国交を築いて居る。
　それも一重にリンフォードと彼の長男の外交官のお陰だ。
　そんな姉上だが、無事に学園を卒業した後。
　王家の身分から離れ、宰相の次男坊リンフォードに嫁いだ。
　それもリンフォードが謁見の間で姉上に決意のプロポーズをし、見事射止めたのだ。
　姉上とリンフォードの二人で母上に許可を貰い(チチウエは頑なに拒否をしていたが、ハハウエに粉砕された)、何故か歓喜のあまり同時にポージングをしたのは何かしら示し合わせて居たのだろうか。
　そして私だが。
　未だに婚約者所か恋人も居ない。
　寂しい限りだ…。
　■筋肉隆々の姉　サンディア(スペイン語でスイカ)
　脳筋。世の中筋肉よ！な謎の筋肉隆々の王女？。公爵家等年の近い者は居らず、仕方無く押しきられた形で伯爵家の馬鹿息子と婚約。しかし今まで弟と共にしか会って居らず、また容姿が男の為にドレス等着たことは無く、婚約者は弟の方が婚約者だと何故か勘違いしていた。卒業後女騎士団に所属し、あっと言う間に男性の騎士団団長に打ち勝ち、騎士団団長の座につく。歴代最強の騎士の称号を得た。
　■弟　オルティス　王子で王太子
　可憐な見た目の王子で王太子。幼少時姉と親戚の叔母に唆されて何度もドレスを着せられてしまい、黒歴史になる。当人は忘れたいが容姿が可憐過ぎて腐女子、もとい腐淑女や腐令嬢達に異様な人気がある。その為に中々婚約出来ずに居る。
　■伯爵家長男
(婚約者有)
　口を押さえて爆笑したいのを堪えていた。
　■宰相の次男坊　リンフォード
(婚約者無し)
　もぶふっと音をさせた。現生徒会役員。
　卒業後サンディアと結婚し、二人きりの時はデレデレになっている。宰相の長男は他国の貿易関係や交流関係の仕事に就き、次男が宰相の跡目を継いだ。
　■公爵家の長男
(他国に婚約者有)
「ぴひゅっ」とか妙な音声をさせた当人。そして御令嬢方の猛吹雪的な睨みに萎縮した。
　■侯爵家の長男
(婚約者無し)
　変わり者の男として有名。何処に居たのか謎だが、婚約破棄騒動に居たらしい。
　□セイドル?ミニック　伯爵家三男盆が暗い盆暗息子
　主人公から壁メリコミと呼ばれる。
　所謂俺様気質だが、脳味噌が足りない。
　□男爵芋ではなく男爵令嬢
　主人公から男爵芋と呼ばれる。
　頭残念御令嬢。父親の男爵が男爵芋の様な容姿。
　最弱ながらも魅了魔法が使えたが、高位貴族(辺境伯以上)達には全く効かない事を知らなかった。
　□子爵家の次男
　□男爵家の長男
　セイドルの影に居た…のか？
　存在感が零だった男爵芋の取り巻き。
　ただセイドルや男爵芋よりは学んでいた様で、高位貴族だと解っていたので顔面蒼白になって震えていた。その為オルティスに情けを掛けられ、お咎め無しとされ不問に。ただ止めなかった為に厳重注意はされている(つまり次は無い)。
　髪の毛や化粧品等の設定はこの世界のみの設定です。
9/13修正。
*セイドルが何ヵ所か間違えておりました。現在は修正しております。指摘有り難う御座います。
*伯爵家とり潰し云々は後程の作品(粗があり過ぎる為、続編予定です。暫く御待ちください)に理由が書かれております。
*オルティスの説明文に間違えて裏設定を載せておりました。現在は消去しております。
失礼致しました。
*『万年最下位』を『程、万年最下位争い』+αへ変更。
指摘有り難う御座います。
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