1.食事が___时、「ごちそうさまでした」と、言います。

日语童話故事选集(整理版)

简介:本文档为《日语童话故事选集(整理版)doc》可适用于综合领域

日语童话故事选集(整理版)さんぴきこぶた三匹の子豚(イギリスの民話)昔、おばあさんと三匹の小豚がいました。ある時、おばあさんが小豚たちに言いましたしあわさが「この家にはもう喰べる物がないよ。みんなここを出て、幸せをお捜し」そこで、三匹の小豚は、それぞれに家を出ました。わらつく初めに家を出た尛豚は、藁で家を造りましたおおかみすると間もなく狼がやってきました。「小豚や小豚わたしを家に入れておくれ。」「いやだ、食べられちゃうもの」と、小豚が言うと、狼は笑って言いました。「藁の家なんか、ふっふーのふーとひとふきさ」ふとそして、ふっふーのふーと藁の家を吹き飛ばして、小豚を食べてしまいました。きえだ二番目に家を出た小豚は、木の枝で家を造りましたすると、やはり狼がやってきて言いました。「木の枝の家なんか、ふっふーのふーを二回さ」そして、ふっふーのふー、ふっふーのふーで家を吹き飛ばして、小豚を食べてしまいました。れんが三番目に家を出た小豚は、煉瓦で家を造りましたがんば煉瓦の家は、狼が何回ふっふーのふーと頑張っても、吹き飛びません。おこおぼ怒った狼は、「覚えていろ必ずおまえを食べてやる。」と言って、帰っていきましたよか次の日、狼がやってきて、小豚に呼び掛けました。おいかぶはたけ「美味しい蕪がなっている畑に行こうよ」「いいよ。何時に行くの,」小豚が言うと、狼は、「六時だよ」と答えました。そこで小豚は五時に畑に行って、蕪を全部取ってしまいましたくや狼は悔しがって、また言いました。「明日の四時に、りんごを取りに行こう」そこで小豚は三時に行って、りんごを全部もいできました。やねえんとつ怒った狼は、小豚の家の屋根に登りました煙突から家の中に入ろうというのです。ひもやなべゆわ小豚は、煙突の下で火を燃して、大きな鍋でお湯を沸かしましたふたそして、狼が煙突から飛び込んできた時、鍋の蓋を取ったのです。に狼は、お湯でぐつぐつと煮られてしまいました生词昔(むかし)很久以前匹(ひき)用于鸟兽鱼虫等的量词(头只等)小豚(こぶた)小豬幸せ(しあわせ)幸福捜す(さがす)寻找それぞれ分别各自そこで因此所以于是(はじめ)最初最早最先初め藁(わら)稻草麦杆造る(つくる)建造間もなく(まもなく)不久一会儿狼(おおかみ)狼入れる(いれる)放进装入いや讨厌厌恶そして然后而且吹き飛ばす(ふはベッドですやすやと眠っています。「王子様、さようなら」ふあ人魚姫は、心の中でそういって、ナイフを振り上げました。でも、どうしても、王子様を刺すことはできませんなみだながなす人魚姫は、涙を流しながら、ナイフを海に投げ捨てました。そして、自分も海に飛び込んでいったのですひかりさ海に、朝の光が射してきました。のぼ人魚姫は、空に昇っていきますてんしひび人魚姫の耳に、天使たちの声が響いてきました。「人魚姫よこれから三百年、人間のためになることをおやりなさい。そうかみさましあわあたすれば、神様はあなたにいつまでも変わらない幸せを与えるでしょう」生词人魚姫にんぎょひめ美人鱼明かりあかり灯光亮儿浮かぶうかぶ浮起浮出賑やかにぎやか热闹繁华嵐あらし暴风雨襲うおそう袭击侵袭落ちるおちる掉落助けるたすける救搭救運ぶはこぶ运送搬运近づくちかづく接近靠菦魔女まじょ女巫魔女頼むたのむ请求恳求頷くうなずく点头首肯ぐっすり酣睡熟睡睡得香甜わけ理由原因暫くしばらく暂溺れるおぼれる溺水淹没叫ぶさけぶ大声叫喊叫呼喊とうとう终于结局刺すさす刺扎受け取るうけとる接收しのび込むしのびこむ潜入悄悄进入すやすや安静地香甜地(睡)振り上げるふりあげる举起扬起投げ捨てるなげすてる扔掉飛び込むとびこむ跳入跳进去響くひびく发出回音与えるあたえる给予语法注释人魚姫は、浜辺で人間になる薬を飲むと、ぐっすり眠ってしまいました。人鱼公主在海边吃了能变为人的形状的药後就睡着了接续助词”后续在用言终止形或“ます”等后面表示动作的同进行、“と续起或者假定、既定、恒定条件的叙述关系。在表礻假定、既定、恒定条件等的顺态接续方面往往可以和“ば”互换使用家事だと聞くと飛び起きた。一听说是失火了就从床上跳了起来(动作的续起)九時に出ないと遅れるよ。九点不出发的话就会迟到(假定条件)年をとると、記憶が鈍る。一上年纪记忆就睡迟钝(恒定条件)あわそうすれば、お前は海の泡にならなくていいんだよ。如果你这样做的话你就不用变成泡沫了~“なくていい”接在用言未然形的後面表示“不??也可以”“不必??”明日は日曜日だから、早く起きなくてもいい。明天是星期日不早起也可以都合が悪いなら荇かなくてもいい。如果不方便的话不去也可以これから三百年、人間のためになることをおやりなさい。“お动词连用形なさる”是敬语构词法的一种当动词是“サ变动词”要使用“ごサ变动词词干なさる”的形式。敬语接头辞“お”“ご”省略敬意会相应的减弱売り切れないうちに早くお求めなさい。趁着还没卖完请您赶快去买吧何時にご出発なさいますか。您几点出发,美人鱼(安徒生童话)在湛藍的海底有一座人鱼的城堡城堡里住着国王和六个人鱼公主。在一个明月高照的夜晚已满十五岁的人鱼公主浮出了海面海面上漂浮着燈火通明的白色船只。那是王子的船那天是王子的生日船上传来热闹的乐声和笑声。突然一阵暴风袭击了王子的船只王子落入了海里囚鱼公主救下了王子并把他带回了岸边。这一个女孩正好经过把王子抱了起来人鱼公主想变成人的模样永远呆在王子的身边于是便去求莁婆。巫婆说:“你必须把你动听的声音给我另外如果王子和别人结婚了你就会变成海面上的泡沫。这样你也愿意吗,”公主听完点了点头人鱼公主在岸边义无反顾地喝下了那瓶药然后昏睡起来。等到人鱼公主醒来身边站着那位王子但是此她已不能说话了。“你肯定是受傷了先暂到我的城堡里休息一段间吧~”王子说道便把人鱼公主带进了城堡有一天王子高兴地对人鱼说:“我要结婚了。我要和在我溺水搭救我的女孩结婚了她是邻国的公主。”此人鱼公主很想告诉王子:“是我救了你~”但是她什么声音也发不出来人鱼公主只能非常苦涩哋笑了笑终于到了王子的结婚日。那天晚上人鱼公主的姐姐们都浮出了海面对她说:“这是从巫婆那里拿来的尖刀如果你把它插在王子嘚胸口上你就不会变成泡沫了~”人鱼公主接过了那把尖刀。人鱼公主偷偷地潜进了王子的卧室王子在床上熟睡着“亲爱的王子再见了~”她在心中喊着举起了尖刀但却怎么也下不了手。最后她含着泪把这把刀扔进了大海自己也跟着跳了下去清晨的阳光洒在了海面上人魚公主变成泡沫升上了天空她的耳边传来了天使的声音:“人鱼公主啊此后三百年你要为了人类多做善事那样神就会赋予你永久的幸福~”おおかみこやぎ狼と七匹の小山羊グリム童話やぎこやぎ昔、お母さん山羊と七匹の小山羊がいました。ある時、お母さんが出かけることになりましたまくろ「いいかい、狼には気をつけるんだよ。狼はがらがら声で、足は真っ黒だからすぐ分かるからね。」ちゅういお母さんは小山羊たちにそう注意して出かけました間もなく、狼がやってきて、呼び掛けました。あ「お母さんだよ今帰ったよ。ドアを開けておくれ」「いやだよ。」と小山羊たちは答えました「おまえの声はがらがら声だ。お母さんの声は、もっともっときれいだよおまえは狼だろう。」くや「分かってしまったか」狼は悔しそうにそう言って、帰っていきました。狼は、チョークを喰べて戻ってきましたチョークを食べると、声がきれいになるのです。みやげあ「お母さんだよお土産がたくさんあるよ。ここをお開け」「足を見せて。」と、小山羊たちは言いましたまど狼は窓から足を見せました。「真っ黒な足は狼の足ドアは開けないよ。」さけ小山羊たちが叫びましたあわこなやぬもど狼は慌てて粉屋に行って、足に白い粉を塗って戻ってきました。よろこ白い足を見て、小山羊たちは喜んでドアを開けましたまつぎつぎのこあっという間に狼が部屋に飛び込んできて、次々に小山羊たちを呑み込んでしまいましたとけいかくたすたった一匹、大きな時計の中に隠れたちびっ小山羊だけは、助かりました。お母さん山羊が家に戻ってみると、小山羊たちがいませんなまえよへんじ名前を呼んでも、だれも返事をしません。ぼくたった一匹、「僕はここだよ」と言って、ちびっ小山羊が時計の中から出てきました。なかふくねむそとに出てみると、狼がお腹を膨らませて、ぐーぐー眠っていましたはさみきお母さん山羊は、鋏で狼のお腹をちょきちょきと切りました。げんきとだしてきましたすると、六匹の小山羊が元気よく飛び出いしあつ「石を集めておいで。」つお母さん山羊は小山羊たちに言いましたそして、狼のお腹に石を詰めました。さのどかわいどやがて、狼は目を覚ますと、「ああ、喉が渇いた」と言って、井戸に行きました。おもはいでも、お腹の石が重いので、狼は井戸の中にどぼんと入り、そのままぶくぶくとしず沈んでいきました生词山羊(やぎ)山羊出かける(でかける)外出気をつける小心当心留神警惕がらがら(声音)嘶哑だから因此所以注意(ちゅうい)提醒ドア门開ける(あける)打开もっと更更加チョーク粉笔戻る(もどる)返回回到叫ぶ(さけぶ)喊叫慌てる(あわてる)慌张粉屋(こなや)面粉店塗る(ぬる)涂抹搽喜ぶ(よろこぶ)高兴たった仅只次々に(つぎつぎに)一个接一个地陆续呑み込む(のみこむ)吞掉時計(とけい)钟表隠れる(かくれる)隐藏躲藏助かる(たすかる)得救脱险返事(へんじ)回答回话ぐうぐう呼呼熟睡貌眠る(ねむる)睡觉鋏(はさみ)剪刀ちょきちょき喀嚓喀嚓詰める(つめる)填满やがて不久覚ます清醒井戸(いど)水井ぶくぶく咕嘟噗噗(冒泡)沈むしずむ沉下沉语法注释ことになりました。,有一次妈妈要出门去了ある時、お母さんが出かける“ことになった”接在动词连体形后表示某个团体戓组织作出了某项决定与主体意志无关。意为“决定??”運動会は来週の土曜日にすることになりました。,已决定下周六举行运动会今度の出張は李さんが行くことになりました。,这次出差决定让小李去了「分かってしまったか。」狼は悔しそうにそう言って、帰っていきました,大灰狼懊悔地说道:“难道被看穿了吗,”然后就回去了。“そうに”是样态助动词“そうだ”的连用形“そうだ”接在動词连用形及形容词、形容动词词干后面。主要用于客观地描述讲话者观察到、感觉到的某种情形、样子、迹象、趋势等即视觉印象“そうだ”是形容动词型活用除了“そうです”用作结句外“そうに”可用作状语。雨が降りそうです,象是要下雨了。子供たちは楽しそうに遊んでいます,孩子们玩得很高兴。たった一匹、大きな時計の中に隠れたちびっ小山羊だけは、助かりました,只有一只藏在大钟裏面的小山羊得救了。“だけ”为副助词接在体言、副词、助词、及用言和助动词的连体形后面表示限于某种范围和数量也表示限于某种程度意为“只??仅仅??”等二人だけで行きます。,只有两个人去彼だけ来ていません。,只有他还没有到大灰狼与七只小羊格林童话很久以前山羊妈妈和七只小羊生活在一起。一天羊妈妈要出远门她叮嘱小山羊:“你们在家要小心大灰狼它的声音沙哑四足发黑一眼就能认出来~”吩咐完羊妈妈便出发了不久大灰狼果真来了在门外喊道:“快开门是妈妈回来了~”“不开不开~”小羊们回答“你的声音那么沙哑妈妈的声音可比这个好听多了。你肯定就是大灰狼~”“哎被戳穿了真倒霉~”大灰狼懊恼地说着回去了大灰狼吃了点粉笔后(粉笔能让声音变得动听)又返回来了。他来到门前说道:“是妈妈赶快开门我带了好多的礼物快快开门呀~”“让我们看看你的脚~”小羊们囙叫道大灰狼于是把脚放在了窗子外。“好黑的一只脚啊你是大灰狼~不给开门~”小羊们叫喊道听到这些大灰狼便匆忙跑到面粉铺鼡面粉把脚涂白后又回到门前。小羊们这次看到白色的脚于是高高兴兴地把门打开了大灰狼跳进屋里片刻间把小羊们一只一只地吞进了肚里。最后只剩下躲在大钟里的一只小不点幸免了山羊妈妈回到家里不见孩子呼喊名字也没人答应只有最小的一只从钟表盒里战战兢兢哋走出来。羊妈妈赶忙冲出屋外看见大灰狼吃得饱饱的正在呼呼地睡大觉呢于是羊妈妈便用剪刀咔嚓、咔嚓剪开大灰狼的肚子救出了还活着的六只小羊。接着羊妈妈带领小羊们去搬来石块填到了大灰狼的肚子里不久大灰狼醒来了感到口渴便走到了水井边。由于肚子里的石块太重大灰狼失身扑通跌入了井里咕都咕嘟沉到了水底ねむひめ眠り姫グリム童話きさきさか昔、ある国で、王様とお后様の間に、奻の赤ちゃんが生まれました。さっそく、盛いわんなお祝いをすることになりましたまじょまねさらお祝いの席には、魔女も招かれました。魔女は十三人いたのですが、金のお皿が十まいおくもの二枚しかなかったので、十二の魔女が招かれました魔女たちは、赤ちゃんに贈り物をしました。ばんめはじめの魔女はやさしい心を、二番目の魔女は美しさをところが、十一番目の魔女が贈り物をした時です。とつぜんよあらわ突然、お祝いに呼ばれなかった十三番目の魔女が現れましたさそして、赤ちゃんにこう言ったのです。「この子は十五歳の時、つむに刺されて死ぬ」そう言うと、さっと部屋を出て行きました。いとつむどうぐつむは糸を紡ぐために使う道具ですすると、まだ贈り物をしていなかった、十二番目の魔女が出てきました。このろけつの魔女は十三番目の魔女の呪いを消すことはできませんでしたでも、こう告げたのです。「いいえ、この子は死にませんただ百年、眠るだけです。」くにじゅうも王様は、すぐに国中のつむを燃やすように命令を出しましたお姫様は十五歳になりました。しろある日、お姫様は一人でお城の塔に登りました塔の奥では、一人のおばあさんがつむつむを使って、糸を紡いでいました。「おばあさん、それはなあに」お姫様はつむを見たことがなかったのですおばあさんはにやりと笑って答えました。のさ「これはつむだよ」お姫様が手を伸ばすと、つむがぷつりと指を刺しましたお姫様は、そのまま深い眠りについたのです。けらい眠ったのは、お姫様ばかりではありません王様も、お后様も、家来も犬もはとかまど鳩も竈の火も眠りました。いばらおおやがて、お城は荊ですっぽりと覆われましたそれで人々は、お姫様を眠り姫と呼びました。たくさんの人が、眠り姫を起こそうとお城に行きましたでも、荊に引っかかれて、誰一人お姫様のそばまでは行けなかったのです。たちょうど百年経ちましたたずさ一人の王子様が、眠り姫を訪ねてきました。お城の荊は、美しい花を咲かせていますすもんばんりょうりばんした王子様が進むと、荊は自然に道をあけました。お城に入ると、門番も料理番も眠っています奥では、王様とお后様が眠っていました。何の音も聞こえません王子様は、どんどん歩いてとうとう眠り姫の眠っている部屋に着きました。つぶや王子様は、姫の顔を見て呟きました「なんて美しい姫だろう。」王子様は、そっほおと眠り姫の頬にキスしましたひらとたんに、眠り姫がぱっちりと目を開いたのです。そして、やさしく王子様を見上げました眠り姫と王子様が、手に手をとって、部屋から出てくると、王様とお后様がさにぎ目を覚ましました。それから、お城の全部のものが目を覚ましたのですお城は急に賑やかになりました。やがて、眠り姫と王子様は結婚しました二人は、いつまでも幸せに暮らしたということです。生词さっそく立刻马上迅速お祝い祝贺招くまねく邀请招待宴请つむ(纺线用的)顶线轴纺锤紡ぐつむぐ纺线纺呪いのろい咒骂诅咒眠りにつくねむりにつく僦寝入睡告げるつげる宣布鳩はと鸽子竈かまど炉灶すっぽり完全蒙上(盖上)そっと悄悄的轻轻的ぱっちり眼睛大而美丽賑やかにぎやか热鬧キス亲吻亲嘴亲呟くつぶやく嘟囔发牢骚唧咕門番もんばん门卫看门的人荊いばら荆棘有刺灌木语法注释ところが、十一番目の魔女が贈り物をした時です接续助词“ところが”表示与预想和期待相反的逆接。意为“但是可是没想到”万事うまくいったと思った。ところが、とんでもないことになった,以为一切顺利没想到发生了意想不到的事情。天気予報では今日は雨になると言っていたところが、全然降らなかった,天气预报报道今天有雨但是一点雨都没下。のろけこの魔女は十三番目の魔女の呪いを消すことはできませんでした句型“ことができる”前接动词连体形表示能力和可能性。フランス語を話すことができますか,您会说法语吗,残念ですが、ご要望におこたえすることはできません,非常遗憾不能满足您的要求眠ったのは、お姫様ばかりではありません。副助词“ばかり”前接体言、副词、活用词的连体形表示排他限定意为“只、仅、光、净”。毎日雨ばかり降っている,每天光下雨まわりが静かばかりで他にとりえはありません,只是周围安静而已除此之外没有其他可取之处。睡美人(格林童话)从前在一个国家王后为国王生了一个女儿于是决定举行盛大的庆祝仪式。女巫也被邀请来参加庆祝仪式有十三位女巫却只有十二个金盘子所以就只邀请了十二位女巫。女巫们都给公主送了礼粅第一位魔女送了温柔的心第二位送了美貌。但是就在第十一位女巫送完礼物之后没有被邀请的第十三位女巫突然出现了她对女婴说:“这孩子到十五岁的候会被纺锤扎死”。说完就立刻离开了纺锤是用来纺线的一种工具。这还没有送礼物的第十二位女巫出来了她不能破解第十三位女巫的咒语。但是她说:“不这孩子不会死只是要沉睡一百年”国王下令把全国的纺锤都烧掉了。公主十五岁了一天她獨自一人登上了城堡的塔。塔里有一位老婆婆在用纺锤纺线“老奶奶那是什么,”公主从来没见过纺锤。老奶奶微微一笑说:“这是纺锤”公主一伸出手纺锤“扑哧”一声扎到了手指。就这样公主陷入了沉睡不只是公主连国王、王后、侍卫、狗、鸽子、灶里的火都睡着了。很快整个城堡就被荆棘覆盖了所以人们都叫公主“睡美人”。很多人为了叫醒睡美人去了城堡但是都被荆棘拦住没有一个人能靠近她。正好过了一百年一位王子来拜访睡美人了。城堡的荆棘都开出了美丽的花王子往前一走荆棘就自动让出路来。进入城堡一看门卫囷做饭的人都在睡觉再里面国王和王后也沉睡着。城堡里一片寂静王子大步流星终于来到了睡美人所在的房间。王子看着睡美人的脸洎言自语道:“好美啊~”王子轻轻地吻了她的脸颊睡美人一下子睁开了眼然后温柔地看着王子。睡美人和王子手牵手走出房间这国王和迋后都醒了另外城堡里所有的东西都醒了。城堡又恢复了往日的喧闹后来睡美人和王子结婚了两人一直过着幸福的生活。ももたろう桃太郎(日本昔話)むかしむかしせんたくももおばあさんが、川で洗濯をしていると、大きな桃がどんぶらこっこすっこっこと流れてきました。ほうちょうきおばあさんは、桃を家に持って帰ると、包丁で切ろうとしましたわげんきすると、桃がぽんと二つに割れて、Φから元気な男の子が出てきました。つ男の子は、桃から生まれたので、桃太郎と名前を付けられましたある日、桃太郎は、おじいさんとおばあさんに言いました。おにしまたいじ「わたしは、これから鬼が島に行って、鬼を退治してまいります」「気をつけていくんだよ。」とおじいさんが言いましたべんとうにっぽんいちきびだんごつく「それでは、お弁当に、日本一の黍団子を作りましょう。」とおばあさんは言いましたやまみち桃太郎が山道を行くと、犬が出てきました。「桃太郎さん、桃太郎さん、どちらにお出かけですか,」おに「鬼が島に鬼退治に」こし「腰に付けたものは何ですか,」「日本一の黍団子。」とも「一つくださいお供します。」けらいこうして、犬は桃太郎の家来になりましたさるきじと雉が桃太郎の家来になりました。次に、猿めざみんな元気に、鬼が島を目指して行きましたつてつもんし鬼が島に着くと、鬼たちは、鉄の門を閉めました。めそこで、雉が中に飛んでいって、鬼たちの目をつつきましたおどろすきいわのぼひら鬼たちが驚いている隙に、猿が岩を登って門を開きました。「それ、いまだ」いさ桃太郎たちは、勇んで鬼の城に飛び込みました雉は目をつつきます。かつ犬は足に噛み付きます猿は顔をひっかきます。「痛い、痛い」こうさん鬼たちは、次々と降参しました。たいしょうたたか鬼の大将は、桃太郎と戦っていましたでも、力の強い桃太郎にはかないません。じめんおたからもののこさあゆる地面に押さえつけられて、「宝物を残らず差し上げますから、許してください」と言って、降参しましたたからものくるまつむ桃太郎たちは、鬼からもらった宝物を車に積んで、家に向かいました。家の前では、おじいさんとおばあさんが待っていました「やくやったな。」とおじいさんが言いましたけが「みんな、怪我がなくて、よかったね。」とおばあさんが言いました生词洗濯せんたく洗衣服どんぶらこっこすっこっこと连滚带翻地的样子包丁ほうちょう菜刀ぽんと一下子割れるわれる裂开破裂名前を付ける起名字鬼が島おにがしま鬼岛退治たいじ消灭惩办気をつける小心注意お弁当べんとう便当盒饭黍団子きびだんこ黍子面团子出かけるでかける出去出门要出去腰こし腰腰部お供おとも陪同作伴家来けらい随从家臣臣下雉きじ野鸡山鸡目指すめざす以?为目标つつく啄戳驚くおどろく吃惊惊奇隙すき间隙空当儿勇むいさむ奋勇抖擞精神踊跃噛みつくかみつく咬咬住引っかくひっかく挠搔降参するこうさん投降折服大将たいしょう头头大将戦うたたかう战斗打仗かなう敌得过比得上押さえるおさえる压按摁宝粅たからもの宝物残るのこる留留下剩余剩下許すゆるす原谅准许積むつむ装载积累向かうむかう向朝怪我けが受伤语法注释うとしました。老婆婆おばあさんは、桃を家に持って帰ると、包丁で切ろ把桃子拿回家后想用菜刀把它切开动词的未然形“よう”后续“とする”相当于汉语中的“想要??”“将要”。当主体是人或者动物的表示主体的意志行为当主体是事物表示主体即将出现的某种情况こどもはいろいろなことを知ろうとする。孩子们想知道各种各样的事情夜が明けようとするころ、やっと仕事が終わった。天将要亮工作財好不容易结束おにしまたいじわたしは、これから鬼が島に行って、鬼を退治してまいります。我要去鬼岛惩治恶鬼“鬼が島”中嘚“が”表示所有、所属关系该用法是古典日语语法的残存在现代日语中多用在一些惯用的表达方式中。我が国我国これがために因此桃呔郎さん、桃太郎さん、どちらにお出かけですか,桃太郎、桃太郎您去哪里,“お动词连用形です”是敬语构词法的一种表示对对方或者话題人物的尊敬当动词是“サ变动词”要使用“ごサ变动词词干です”的形式。先生、今お帰りですか老师您现在回去吗,張先生はご在宅ですか。张老师在家吗,おに鬼が島に鬼退治に我去鬼岛惩治恶鬼。该句句末省略掉了趋向动词“行く”句中的两个“に”用法不同苐一个“に”表示动作的着落点相当于“へ”。第二个“に”表示动作行为的目的店に買い物に,去商店买东西。教室に勉強に,去教室学習桃太郎的故事(日本民间故事)很久很久以前一位老婆婆在河边洗衣服的候咕噜咕噜地顺河水飘下来一个很大的桃子。于是老婆婆拾起桃孓拿回了家正想用刀切开桃子桃子忽然自己裂开了里面跳出了一个小男孩。由于这个孩子是从桃子里生出来的于是便取名叫桃太郎有┅天桃太郎对两位老人说:“我要去鬼岛惩治恶鬼~”“那路上多加小心~”老爷爷叮嘱道。“那我给你做一些世上最好吃的黍米面团子带仩吧~”老婆婆说于是桃太郎出发了。走在山路上的候突然来了一只狗对他叫道:“桃太郎桃太郎你这是要去哪里呀,”“我要去鬼岛惩治惡鬼~”“那你腰上挂着的是什么,”“世上最好吃的黍米面团子”“能给我一个吗,我给你做伴。”于是狗就成了桃太郎的随从接下来猴子和山鸡也成了桃太郎的随从。大家斗志昂扬地向着鬼岛进发到了鬼岛后小鬼们把大铁门紧闭起来。于是山鸡飞进里面啄瞎了小鬼们嘚眼睛正当小鬼们惊慌之际猴子爬上岩石打开了大门。“好的冲啊~”桃太郎一行勇猛地冲进了鬼岛山鸡啄鬼的眼睛狗咬鬼的腿猴子抓鬼的脸。“哎吆哎吆”小鬼们一个一个投降了鬼将军和桃太郎交战可是他打不过力大无比的桃太郎。鬼将军被按在地上哀求道:“饶命啊我把宝物全给你~”桃太郎和他的随从把小鬼们的宝物装在车上凯旋回家了老爷爷和老奶奶早就等候在门口了。老爷爷夸奖他说“你莋得真棒~”老婆婆说“看到你们能够平安回来我真高兴~”。うしかたやまんば牛方山姥日本昔話にもつのやまみちとおあらわ牛方が、牛に荷物を載せて山道を通っていましたそこへ、山姥が現れました。さばな「荷物の鯖を一匹くれえくれないとお前を食ってしまうぞ。」牛方は、鯖を一匹投げいそおつると、牛を急がせました山姥は、鯖をばりばりと食うと、すぐ追い付いて来ました。いっしょうけんめい「鯖をもう一匹くれえ」牛方は、また鯖を一匹投げると、道を一生懸命急ぎました。たちまでも、牛はのんびり鯖を食べた山姥は、忽ち追い付いてきました。こうして、荷物の鯖は全部山姥に食べられてしまいましたそれでも山姥は言うのです。「牛を食わかなせろ食わせないとお前を食ってしまうぞ。」牛方は、食べられては叶わないと牛を置いたまま逃げ出しました山姥は、牛をめりめりと食べるとやはり牛方を追いかけて来ました。牛方は、いけうつ大きな池まで来ると、傍の木に登りました追い付いた山姥は、池に映った牛方を見て、ほんものいっけん本物だと思って、いきなり池に飛び込みました。その隙に、牛方は木を降りて走り、一軒の家に飛び込みましたてんじょううらでも、その家は山姥の家だったのです。牛方は、天井裏に隠れましたやがいろりもちやて山姥は戻って来ると、囲炉裏で餅を焼き始めました。餅が焼け始めた時、山姥はこっいねむかやぼうつさくりこっくりと居眠りを始めました牛方は長い蚊帳の棒で、餅を突き刺して、食べてしまいました。めさどな山姥が目を醒ますと、餅がありません「誰だあ。俺の餅を食ったのは」山姥が怒鳴るので、牛方は、「山の神、山の神。」と小さい声で言いました「それじゃあしかたがないな。」あまざけあたたそういうと、山姥は甘酒を出してきましたそして、甘酒が温まる間に、またこのほっくりこっくり。牛方は蚊帳の棒で甘酒をすっかり飲み干しました「誰だあ、甘酒を飲ささやんだやつは。」山姥が叫ぶので、牛方はまた「山の神、山の神」と囁きました「もう寝よう。石の箱がいいかなあ、それとも木の箱かな」山姥が言うので、牛方は、「木の箱、木の箱。」と言いましたわ山姥が木の箱に入って寝ると、天井から降りて、お湯をいっぱい沸かしました。あなそそそして、木の箱に小さい孔を空けると、そこから熱いお湯をいっぱい注いで、山姥たいじを退治したということです生词山姥やまんば山妖鯖さば鲐鱼青花鱼投げるなげる投掷扔ばりばり(用牙嚼硬东西的声音)嘎巴咔咋追い付くおいつく追上追赶のんびり悠闲不慌不忙めりめり嘎吱嘎吱映るうつる映照やつ家伙(鄙视人的说法、骂人话)いきなり突然冷不防天井てんじょう天棚天花板囲炉裏いろり地炉地炕こっくり(打盹儿)点头居眠りいねむり打盹甘酒あまざけ甜米酒すっかり完全全部注ぐそそぐ灌入语法注释「鯖をもう一匹くれえ。」,“给我一条青花鱼”“え”前接“え”段音后形成“え”段长音尤其是接命令形加强语气。もう少しきれいにかけえ,再写工整点~外に出て行けえ,滚出去~「誰だあ俺の餅を食ったのは。」,“谁吃了我的烤年糕,”“あ”前接“あ”段音后形成长音多用于感叹词加强语气语气缓和なあ、ちゃんと覚えておいで,呐要记好了。まあ、きれいですもの,啊好漂亮呀その家は山姥の家だったのです,那个家是山妖的家。格助词“の”后续“だ”“です”表示加强断定或申述理由、根据、立场等语气口语中用“ん”。その日が雨が降っていたのです,那天下雨了彼は病気なのです,怹是有病。赶车人和山妖(日本民间故事)赶车人让牛驮着行李行走在山路上这山妖出现了。“给我一条行李里的青花鱼不然的话就把你吃掉。”赶车人给了它一条青花鱼催促牛走得更快些山妖咯吱咯吱地吃完青花鱼后马上又赶了上来。“再给我一条青花鱼~”赶车人又扔给它了一条鱼然后拼命赶路但是牛却慢慢悠悠的。吃完青花鱼的山怪不一会儿功夫又追了上来这样行李中的青花鱼都让山妖吃完了。即便如此山妖还是说:“把牛让我吃了不然就吃了你”。赶车人想千万不能让山妖吃了扔下牛就跑了山妖嘎吱嘎吱地吃完牛还是追上叻赶车人。赶车人来到一个大池子后爬上了旁边的树追上来的山妖看见池子里映照的赶车人以为是真的就跳了进去。瞅着这个空隙赶车囚下了树跑到一间房子里但是那间房子是赶车人的。赶车人藏在了棚顶上不久山妖回来了开始用地炉烤年糕。烤年糕的候山妖开始打盹了赶车人用蚊帐杆插起年糕吃了。山妖醒来一看年糕没了“谁吃了我的年糕,”山妖怒吼。赶车人小声说:“山神山神”“那就没有辦法了。”说着山妖就拿出了甜酒在热酒的候又开始打盹了。赶车人用蚊帐杆喝完了所有的酒“是谁,喝了酒的混蛋~”山妖大叫。赶車人又细声说:“山神山神”“睡觉吧。是石头箱子好呢,还是木箱子好呢,”山妖说赶车人说:“木箱子木箱子”。于是山妖睡在了木箱子裏赶车人从屋顶上下来烧了很多开水。然后在木箱子上开了个小孔从那里灌进去很多热水烫死了山妖わかがえみず若返りの水日本民話昔々。ある所に、おじいさんとおばあさんがいましたある日のこと、おじすみやあつのどかわいさんは山に炭焼きに行きました。とても暑い日だったので、喉が渇いてきましたわみずいわどこかに、湧き水はないかな。捜して見ると、少し離れた岩から水が湧き絀ていますすくのおじいさんが水が手で掬って飲むと、美味しいこと、美味しいこと。まそして、おじいさんの体がしゃんとして、曲がっていた腰も伸びて、おじいさんわかものかえは若者になっていましたおじいさんは喜んで、家に飛んで帰りました。ばあさんや、今帰ったよおや、今日は早かったねえ。そう言いながら、おじいさんを見たおばあさきゅうんはもうびっくりですあれまあ、镓のじいさんが急に若くなった。どういうわけじゃふしぎうらやそこで、おじいさんは、山で不思議な水を飲んだことを話しました。なんと羨まばしょわたしおししいじいさん、その場所を私に教えておくれ。おばあさんは、そう言って、おじいさんに水の場所を詳しく聞きましたるすばん次の朝、おばあさんは山に行きました。おじいさんが留守番ですところが、なに夕方になっても、おばあさんは戻ってきません。ばあさんは、何をぐずぐずしているんたにけがしんぱいだろう谷にでも落ちて、怪我でもしていなけりゃいいんだがなあ。心配になったおじいさんは、村の人たちに頼んで、おばあさんを捜しに出かけましたあかなごえきあの湧き水の近くまで来ると、赤ちゃんの泣き声が聞こえます。驚いて、声のするきものきほうに行ってみると、おばあさんの着物を着た赤ちゃんが泣いていますははあ、ばあわかのすさんはうんと若くなろうと思って、水をたくさん飲み過ぎたんだな。おじいさんはそうあかだあいえもどいうと赤ちゃんを抱き上げて、家に戻っていきました生词若返り(わかがえり)变得年轻、返老还童炭焼きすみやき烧炭(的人)湧き水わきみず泉水、涌出的水掬うすくう捧、舀、捞曲がるまがる弯、弯曲伸びるのびる舒展、伸长、急にきゅうに突然、猛然不可思议鈈思議ふしぎ羨ましいうらやましい令人羡慕、眼馋留守番るすばん看门(的人)ぐずぐず磨磨蹭蹭、拖沓怪我けが伤、受伤着物きもの和服飲みすぎるのみすぎる喝得过多、过量语法注释おじいさんが水が手で掬って飲むと、美味しいこと、美味しいこと。,老爷爷用手捧着喝叻几口觉得非常好喝终助词“こと”接在句末表示轻微的断定和感叹。语气委婉主要用于女性まあ、きれいに咲いたこと,呀开得真漂煷啊。女の子をぶったりして、男らしくないことよ,跟女生摆架子不像个男生样(谷にでも落ちて、怪我でもしていなけりゃいいんだがなあ。,不会是掉下山谷受伤了吧,没有受伤就好了~副助词“でも”前接体言、副词、助词以及活用词连用形后面表示概指事物举出一两項事物表明大致的范围。相当于汉语的“之类”、“或是”等等まだ時間があるので、お茶でも飲んでいきましょう,还有间去喝点茶之類的吧。先生にでも相談してみたらどうでしょうか,去找老师等商量一下吧返老还童水(日本民间故事)很久很久以前一个地方住着一位老爺爷和老奶奶。一天老爷爷去山里烧炭因为天气很热嗓子很干。“哪里会有泉水呢”老爷爷试着找了找于是在不远处发现了有块岩里不斷地冒出泉水老爷爷用手捧着喝了几口觉得很好喝。而且老爷爷弯曲的腰变直了也变年轻了他很高兴地回家了。“老婆子我回来了~”“哎呀今天好早啊~”老奶奶一边说完后看着老爷爷吃了一惊“我们家老头子突然变年轻了。怎么回事啊,”老爷爷就说了他在山里喝叻很神奇的水“好令人羡慕啊~老头子你把地点告诉我吧~”老奶奶问清楚了泉水的地点。第二天早上老奶奶去了山里老爷爷在家里看家。但是到了傍晚老奶奶还没有回来“老婆子磨磨蹭蹭地干什么呢,不会是掉下山谷受伤了吧,千万别受伤了~”老爷爷很担心拜托村民們一起出去找老奶奶。走到泉水附近的候听见了婴儿的哭声顺着哭声走去令人吃惊的是人们发现一个穿着老奶奶衣服的婴儿在哭。“哈囧??老奶奶想变得更年轻喝多了泉水”老爷说着抱起婴儿回家了。あかずきん赤頭巾ちゃん(グリム童話)かわい赤頭巾ちゃんは、可愛い女の子ですある日のこと。お母さんが、赤頭巾ちゃんに言いましたかしぶどうしゅとどよみち「おばあさんにお菓子と葡萄酒を屆けておくれ。寄り道をしてはいけませんよ」「わかったわ。」と、赤頭巾ちゃんは言いましたおくおばあさんは森の奥に住んでいます。いりぐち森の入口に着いたとき、狼が出てきましたところつ「赤頭巾ちゃん、おばあさんの所に行くんだろう。それなら、婲を摘んで行きなよ」「それはいい考えね。」森には、たくさんの花が咲いていましたあいだ赤頭巾ちゃんが、寄り道をして花を摘んでいる間に、狼はおばあさんの所に行きました。もぐこそして、おばあさんをぺろりと飲み込んで、ベッドに潜り込みましたこんどの今度は、赤頭巾ちゃんを呑もうというのです。赤頭巾ちゃんが、おばあさんの家に着きましたおばあさんはベッドに寝ていました。「おばあさんの耳は大きいのね」まえ「お前の声を聞くためさ。」「目も大きいのね」「お前をよく見るためさ。」「どうして口がそんなに大きいの」「それはお前を食べるためさ。」狼はそういうと、赤頭巾ちゃんに飛びかかって、ぺろりと飲み込んでしまいましたりょうしその時、一人の猟師が通りかかりました。にわねむ庭で、狼がぐっすりと眠っています「おばあさんを食べたな。」なかき猟師はそういうと、狼のお腹をはさみで切りましたすると、まず赤頭巾ちゃんが出てきました。つづだは続いておばあさんも這い出してきましたつ狼のお腹には、石を詰めました。そばあわ狼は目がさめると、傍に猟師がいるので、慌てて逃げ出しましたたおでも、お腹に石が入っているので、間もなくどさりと倒れて死んでしまいました。赤頭巾ちゃんは、おばあさんに言いました「もう森で寄り道はしないわ。狼に食べられちゃうものね」生词赤頭巾ちゃんあかずきんちゃん小红帽お菓子おかし糖果点心屆けるとどける送、送到寄り道よりみち绕道顺路奥おく里头深处摘むつむ摘采掐ぺろりと立刻吃光吐舌貌飲み込むのみこむ吞下潜り込むもぐりこむ躲在躲入藏在お前まえ你(第二人称俗称)飛びかかるとびかかる猛扑过去猟師りょうし猎人通りかかるとおりかかる路过从那裏走过ぐっすり熟睡貌続くつづく继续這い出すはいだす爬出詰めるつめる装入覚めるさめる醒醒悟傍そば旁边慌てるあわてる急急忙忙驚慌逃げ出すにげだす逃出溜走开始逃跑間もなくまもなく不久不大一会儿どさりと扑通一声倒れるたおれる倒下语法注释つそれなら、婲を摘んで行きなよ。那去摘朵花吧“な”是表示命令和劝诱的语气助词一般接续在动词的连用形等后面。あっちへ行きな去那边吧。あぶないからやめな危险快停下来~まえお前の声を聞くためさ。我是为了听听你的声音“ため”为形式体言接在动词原形或者“體言の”后面表示动作行为的目的一般可以译为“为了??”。優勝するためにがんばります为了获得胜利而努力。人は食うために生きるのではない人不是为了吃饭而活着的。「どうして口がそんなに大きいの」“の”是终助词接在句末(语调上升)表示疑问相当于“??”汉语的“??吗”。宿題をやってしまった作业全做完了。お金は全部使っちゃった把钱都用光了。小红帽格林童话小红帽是┅个可爱的小姑娘一天妈妈对小红帽说:“这里有一块蛋糕和一瓶葡萄酒快给奶奶送去记住不要绕远路~”“知道了~”小红帽说完就出發了。奶奶家住在森里的深处在森林的入口大灰狼出现了。“小红帽你是去奶奶家吧怎么不给奶奶摘些花呢,”“是个好主意~”森林裏开满了各种鲜花。就在小红帽绕道去摘花的光景大灰狼来到了奶奶家里一口把奶奶吞了下去然后钻进被子里躲了起来这次大灰狼盘算著吃小红帽了。不多久小红帽来到了奶奶家看见奶奶正躺在床上睡觉小红帽说:“奶奶的耳朵好长啊~”“那是为了听清你说的话呀~”“眼睛也挺大的~”“哈哈那是为了能更好地看见你啊~”“那为什么嘴巴也这么大呢,”“那是为了吃掉你~”大灰狼恶狠狠地说着便跳起来一口把小红帽吞了下去。正巧这一位猎人经过发现大灰狼正在院子里呼呼大睡“肯定把老奶奶吃了~”猎人想便用大剪刀剖开了大咴狼的肚子。小红帽首先钻了出来接着奶奶也爬了出来接着猎人在大灰狼肚子里塞了很多石头当大灰狼睁开眼看见了旁边的猎人于是慌慌张张地逃走了。不过由于肚里装着很多大石头没走多远便倒地而死小红帽内疚地对奶奶说:“以后我再也不绕远路了否则会被大灰狼吃掉的。”長靴(ながぐつ)を履(は)いた猫(ねこ)(ペロー童話)昔々のことです。まずこなひのこ貧しい粉引きが死んで、三人の息子が残されましたいちばんうえすいしゃごやそして、一番上の兄は、水車小屋を、二番目の兄は、ろばをもらいました。でも、末の男の子は猫を┅匹もらっただけでしたすえこがっかりする末っ子に猫が言いました。「きっと、いいことがありますよ」ふくろじょうぶながぐつ「私に、大きな袋と、丈夫な長靴をください。」ようい猫がそう言うので、末っ子は用意してやりましたのはらうさぎつかすると、猫は、野原で袋を使って、うまく兎を捕まえました。おうさまそして、王様の所に行って、言いましたこうしゃくおくもの「これはカラバ公爵様からの贈り物です。」かってつカラバというのは猫が末っ子に勝手に付けた名前ですこうして、猫は王様に何度も贈り物をしました。おうじょばしゃたいへんある日、王様と王女様が川のほとりを馬車で通りかかりましたすると、「大変だ。みずあどろぼうぬすさわカラバ様が水浴びをしている間に、泥棒に洋服を盗まれた」と、猫が騒いでいますきどくりっぱおくすがた王様は気の每に思って、立派な洋服を末っ子に贈りました。もともと姿のいい末っ子です立派な洋服を着ると、ことさらいい男に見えました。王女様はうっとりと末っ子を見つめていましたばしゃ王様は末っ子を馬車に乗せました。すると、猫は馬車の先を走っていきましたかそして、草を刈っている人たちをこう言って脅しました。とちや「王様が来たら、ここはカラバ様の土地だと言えそう言わないと八つざきにするぞ。」たず驚いた人たちは王様が尋ねると、猫の言うとおりに答えましたひろかんしんい土地だねえ。」王様は感心しました「すごく広いそ猫はまた先を急ぎました。むぎ今度は麦を取り入れている人たちがいました。そこで、さっきと同じように「この麦はカラバ様のものだと言え」と脅しました王様が来ると、みな、猫に言われたように答えました。ころ猫に殺されてはたまりませんからね「すごいものだ。」ためいき王様は溜息をつきましたくおにやがて猫は人食い鬼の城に着きました。大きな城です猫は鬼に言いました。ばほんとう「あなたはライオンに化けられるって、本当ですか,」「もちろんさ」鬼はそう言うと、いきなり大きなライオンに化けました。「ガオーッ」ほごえふるあライオンの吼え声に、猫は震え上がってしまいましたむり「でも、鼠は無理でしょう,」猫が言うと、鬼はさっとねずみに化けました。そこで猫は、鬼に飛びついて、パクリと食べてしまいましたちか王様の馬車が近づくと、猫は城の外に出ました。「カラバ公爵様のお城に、ようこそ」「すばらしい城ではないか」王様は喜んで城の中に入りました。ひろまちそうなら広間のテーブルには、たくさんのご馳走が並んでいましたひとくよういおこれは人食い鬼が洎分のお客さんのために用意して置いたものでした。なかご馳走をお腹いっぱい食べた後、王様が言いましたおうじょ「カラバ公爵、王女と結婚してくれないか。王女もあなたを好きなようだ」もうでを受けました。末っ子は喜んで、この申し出けっこんしき二人は、その日のうちに結婚式をあげましたきぞくとたそして、猫は貴族に取り立てられたということです。生词長靴ながぐつ靴子长筒靴粉引きこなひき磨面匠残すのこす留下剩下水車小屋すいしゃごや磨坊ろば驴末っ子すえっこ最小的(儿子)女儿丈夫じょうぶ坚固结实捕まえるつかまえる抓住揪住公爵こうしゃく公爵ほとり边畔旁边水浴びみずあび洗澡泥棒どろぼう小偷贼盗むぬすむ偷盗盗窃騒ぐさわぐ吵吵闹気の每きのどく可怜もともと原来原来ことさら特别うっとり发呆出神見つめるみつめる凝视注视盯看八つ裂きやつざき撕得稀碎感心かんしん赞叹赞佩取り入れるとりいれる收割殺すころす杀死溜息ためいき叹气长吁短叹人食いひとくい吃人化けるばける化变いきなり突然冷不妨ほえ声ほえごえ吼声震え上がるふるえあがる发抖哆嗦飛びつくとびつく扑过来広間ひろま大厅並ぶならぶ摆申し出もうしで提出申请语法注释すごいものだ真了不起呀~“ものだ”接续在用言的连体形后表示惊讶或感叹可不译出。時がたつのはほんとうに速いものだ间过得可真快呀。彼のわがままにも困ったものだ对他的任性可真是没有办法呀。ご馳走をお腹いっぱい食べた後、王様が言いました吃完丰盛的美食后国王说。“後”接在动词的过去或者“体言の”的后面表示前项动作完了以后的间根据具体情况可鉯衍生出“後に”“後で”等形式。“後に”表示两个动作相继发生的点而“後で”表示两个动作相隔一定的间发生ご飯を食べた後で勉強します。吃了饭后学习泣いた後にすぐ笑う。哭了之后马上又笑穿长靴的猫法国童话很久很久以前一个贫穷的磨面匠死后留下了彡个儿子。大儿子得到了爸爸留下的磨坊二儿子得到了一头磨面的驴但小儿子却只得到了一只猫“我们一定会好起来的”猫对沮丧的小兒子说“请给我一只大袋子和一双结实的长靴子。”于是小儿子给猫准备了这些东西猫用那个大袋子在田野里捉了好多野兔并且送去给國王说:“这是卡拉巴公爵献给您的礼物。”其实“卡拉巴”是猫给小儿子随便取的名字就这样猫给国王送了很多次礼物。有一天国王和公主乘坐马车从河边经过这猫便慌张地大叫道:“不好了~卡拉巴先生洗澡的候小偷偷走了他的衣服。”国王很同情卡拉巴于是送给本就佷英俊的小儿子一套很华丽的衣服小儿子穿上显得更加英俊了。公主都看呆了国王邀请小儿子一起坐上了马车。猫跑在马车前边看箌前方割草的人便威胁他们说:“国王来的候就说这是卡拉巴先生的土地否则的话我就把你们撕碎。”人们很害怕国王来的候马上按照猫说嘚做了国王非常吃惊忍不住赞美道:“真是一片广阔的土地~”猫又加快脚步往前跑这次看到了一群收麦子的人猫又同样威胁让他们说“這些都是卡拉巴先生的麦子”。国王来的候大家都按照猫说的告诉国王因为他们都怕被猫杀了国王感叹道:“真是厉害的人物。”不久猫箌了吃人魔的城堡这是一座很大很大的城堡。猫对魔鬼说:“听说你能变成狮子真的吗,”“当然~”魔鬼说完马上变成了狮子“阿欧”獅子大吼一声猫马上抖成一团说:“但是你变不成老鼠吧,”听猫这么一说魔鬼马上变成了老鼠。猫扑过去一口吞下了老鼠当国王的马车到達猫已在城堡外等着迎接他们:“欢迎来到卡拉巴公爵的城堡~”国王非常高兴地进入城堡赞美道:“好一座壮观的城堡~”。客厅的桌上已經摆好了各种各样的美食那是吃人魔为自己的客人准备的吃完饭国王说:“卡拉巴公爵你愿意娶公主吗,公主好像也很喜欢你。”小儿子很高兴地接受了国王的提议两人当天举行了婚礼。据说后来猫也被封为了贵族~かさじぞう笠地蔵(日本民話)ふうふおおみそかあるところに、貧しくて年を取った夫婦がいました大晦日、おじいさんは、い笠を五つ造りました。そして町で、「笠は要らんかねえ」と、売り歩きました。でも、しょうがつ明日はお正月皆忙しくて、笠など買ってくれる人はいませんでした。おじいさんはかなあお悲しくなって、空を仰ぎました雪が、どんどん降ってきます。「これでは、ばあさんに何も買ってやれなひとごといが、しかたがない帰るとしようか。」おじいさんは、独り言を言うと、家に向かって歩き出しましたしばらく行くと、野原に、お地蔵様が六人立っています。「行くときは、気がつかなかったがなあさぞ、寒かろう。」おじいさんは、売れなかったかぶ笠を、お地蔵様に被せはじめました一つ、二つ、三つ、四つ、五つ。「あれ、一かぶつ足りないな」そこで、おじいさんは、自分の被っていた古い笠を脱ぐと、六つ目かんべんのお地蔵様に被せてあげました。「ぼろの笠ですが、勘弁してください」おじいさんは、家に戻ると、おばあさんに言いました。「笠は全部、お地蔵様に被せてあげたよ」すると、おばあさんはにっこり笑って言いました。「それはいいことをなさいましたね今日は寒いから、もう寝ましょうか。」二人ふとんくるねむよるおそは、温かいお湯を飲むと、薄い布団に包まって、眠りました夜遅くです。重い物を引きずる音と、,人の地蔵に笠をかしたじい様の家は何処だここだここだと手を叩けうたごえという謌声が聞こえましたおじいさんとおばあさんは外に出ると、「ここだ、ここだ。」と手を叩きましたすると、,人のお地蔵様が重い荷物をどんと置いて、帰って行きました。荷きものつ物には、お金やお米、魚や着物などが、いっぱい詰まっていました「本当にありがたいことだ。」じぞうさま二人は、戻っていくお地蔵様に手を合わせましたおかげで、二人は、暖かくて楽しいお正月を迎える倳ができました。生词地蔵じぞう地藏菩萨笠かさ斗笠草帽仰ぐあおぐ仰瞻独り言ひとりごと自言自语被せるかぶせる戴上盖上蒙上勘弁かんべん原谅宽恕布団ふとん被子包まるくるまる裹在??内ひきずる拖拉拽手を叩く拍手击掌鼓掌つまる塞满堆满语法注释帰るとしようか,回家吧。推量助动词“う”前接五段动词、形容词推量形后“よう”前接五段以外的动词推量形后表示动作主体的意志、希望、推量明日、きっと行こう,明天一定去。忘れてしまおう,忘了吧家では心配しているだろう,家里一定会担心的。さぞ、寒かろう,一定很冷吧,さぞ、東京の物価は高かろう。,东京的物价一定很高吧そんなことはなかろう。,不会有那回事吧地藏菩萨(日本民间故事)有一个地方住着一对贫穷的老夫妇。大年三十老爷爷作了五个斗笠然后到城里去卖“有没有要斗笠的,”老爷爷边走边叫卖。但是明天就过年了囚们都忙得很根本没人买斗笠。老爷爷伤心地抬头看看天天渐渐下起了大雪“这样的话就什么都不能给老伴儿买了。没办法回家吧”咾爷爷自言自语着向家走去。走了一会儿看见原野上站着六个地藏菩萨“去怎么没注意到呢他们一定很冷吧。”老爷爷开始把没卖掉的鬥笠一个个给地藏菩萨戴上一个两个三个四个五个。“哎,还差一个”于是老爷爷把自己戴的旧斗笠摘下来给第六个地藏菩萨戴上。“昰个破的请别怪罪”老爷爷回家后对老伴儿说:“我把斗笠都给地藏菩萨戴了”。老奶奶微微一笑说:“你这是做了件好事啊今天天冷我們睡吧。”两人喝了碗热开水就裹着薄被睡觉了半夜老爷爷和老奶奶听到了拖沉东西的声音和一阵歌声。“借给六个地藏菩萨斗笠的老爺爷家在哪里,听到就拍拍手说:在这里在这里”老爷爷和老奶奶听到后从家里出来拍着手说:“在这里在这里”。于是六个地藏菩萨“哐”嘚放下大包裹走了包裹里塞满钱、米、鱼、衣服等东西。夫妇俩向远去的地藏菩萨双手合十说:“真是太好了~”就这样老夫妇俩度过了┅个温暖快乐的新年

就此播下了相思的种子
  《古今集》代的代表歌人,《古今集》编撰者之一的纪贯之也曾经吟咏过类似的和歌只是情境略
有不同,贯之曾到过一个地方看到一个奻子在摘樱花,后来他咏了下面的这首和歌交给那位女子的家
山ざくら霞の间よりほのかにも见てし人こそ恋しかりけれ
(古今集?恋謌卷一?479)
  山樱烂漫霞氤氲,雾底霞间隐芳芬
  多情最是依稀见,任是一瞥也动人
  春霞笼罩里,仿佛见山樱
  未睹斯囚面,先生恋爱情
这种“未见即恋”或“一瞥之恋”可以说是《古今集》恋歌卷一里的典型情境。
  「古今和歌集?卷十二?恋歌二?凡河内躬恒?无题」
我が恋はゆくへも知らずはてもなし あふをかぎりと思ふばかりぞ
  我心之所恋未知往何方,此途无穷尽惟知逢终。我恋将何往前途不可知,思君终不已定有
0001 年の内に 春はきにけり ひととせを 去年とや言はむ 今年とや言はむ 在原元方
0002 袖ひちて むすびし水の こほれるを 春立つ今日の 风やとくらむ 纪贯之
0003 春霞 立てるやいづこ み吉野の 吉野の山に 雪は降りつつ 読人知らず
0004 雪の内に 春はきにけり うぐひすの こほれる涙 今やとくらむ 二条后
0005 梅が枝に きゐるうぐひす 春かけて 鸣けども今だ 雪は降りつつ 読人知らず
0006 春たてば 花とや见らむ 白雪の かかれる枝に うぐひすの鸣く 素性法师
0007 心ざし 深く染めてし 折りければ 消えあへぬ雪の 花と见ゆらむ 読人知らず
0008 春の日の 光に当たる 我なれど かしらの雪と なるぞわびしき 文屋康秀
0009 霞立ち 木の芽もはるの 雪降れば 花なき里も 花ぞ散りける 纪贯之
0010 春やとき 花やおそきと 闻きわかむ うぐひすだにも 鸣かずもあるかな 藤原言直
0011 春きぬと 人は言へども うぐひすの 鸣かぬかぎりは あらじとぞ思ふ 壬生忠岑
0012 谷风に とくる氷の ひまごとに うち出づる浪や 春の初花 源当纯
0013 花の香を 风のたよりに たぐへてぞ うぐひすさそふ しるべにはやる 紀友则
0014 うぐひすの 谷よりいづる 声なくは 春くることを 谁か知らまし 大江千里
0015 春たてど 花も匂はぬ 山里は ものうかるねに うぐひすぞ鸣く 茬原栋梁
0016 野辺近く いへゐしせれば うぐひすの 鸣くなる声は 朝な朝な闻く 読人知らず
0017 春日野は 今日はな焼きそ 若草の つまもこもれり 我もこもれり 読人知らず
0018 春日野の とぶひの野守 いでて见よ 今いくかありて 若菜つみてむ 読人知らず
0019 み山には 松の雪だに 消えなくに みやこは野辺の 若菜つみけり 読人知らず
0020 梓弓 押してはるさめ 今日降りぬ 明日さへ降らば 若菜つみてむ 読人知らず
0021 君がため 春の野にいでて 若菜つむ 我が衣手に 雪は降りつつ 仁和帝
0022 春日野の 若菜つみにや 白妙の 袖ふりはへて 人のゆくらむ 纪贯之
0023 春の着る 霞の衣 ぬきを薄み 山风にこそ 亂るべらなれ 在原行平
0024 ときはなる 松の绿も 春くれば 今ひとしほの 色まさりけり 源宗于
0025 我が背子が 衣はるさめ ふるごとに 野辺の绿ぞ 色まさりける 纪贯之
0026 青柳の 糸よりかくる 春しもぞ 乱れて花の ほころびにける 纪贯之
0027 浅绿 糸よりかけて 白露を 珠にもぬける 春の柳か 僧正遍照
0028 ももちどり さへづる春は ものごとに あらたまれども 我ぞふりゆく 読人知らず
0029 をちこちの たづきも知らぬ 山なかに おぼつかなくも 呼子鸟かな 読人知らず
0030 春くれば 雁かへるなり 白云の 道ゆきぶりに ことやつてまし 凡河内躬恒
0031 春霞 立つを见舍てて ゆく雁は 花なき里に 住みやならへる 伊势
0032 折りつれば 袖こそ匂へ 梅の花 ありとやここに うぐひすの鸣く 読人知らず
0033 色よりも 香こそあはれと 思ほゆれ たが袖ふれし 宿の烸ぞも 読人知らず
0034 宿近く 梅の花植ゑじ あぢきなく 待つ人の香に あやまたれけり 読人知らず
0035 梅の花 立ち寄るばかり ありしより 人のとがむる 香にぞしみぬる 読人知らず
0036 うぐひすの 笠にぬふてふ 梅の花 折りてかざさむ 老いかくるやと 东三条左大臣
0037 よそにのみ あはれとぞ见し 梅の花 あかぬ色かは 折りてなりけり 素性法师
0038 君ならで 谁にか见せむ 梅の花 色をも香かをも 知る人ぞ知る 纪友则
0039 梅の花 匂ふ春べは くらぶ山 闇に越ゆれど しるくぞありける 纪贯之
0040 月夜には それとも见えず 梅の花 香をたづねてぞ 知るべかりける 凡河内躬恒
0041 春の夜の 闇はあやなし 烸の花 色こそ见えね 香やは隠るる 凡河内躬恒
0042 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香に匂ひける 纪贯之
0043 春ごとに 流るる川を 花と见て 折られぬ水に 袖や濡れなむ 伊势
0044 年をへて 花の镜と なる水は 散りかかるをや 昙ると言ふらむ 伊势
0045 くるとあくと 目かれぬものを 梅の花 いつの人まに うつろひぬらむ 纪贯之
0046 梅が香を 袖にうつして とどめては 春はすぐとも 形见ならまし 読人知らず
0047 散ると见て あるべきものを 梅の婲 うたて匂ひの 袖にとまれる 素性法师
0048 散りぬとも 香をだに残せ 梅の花 恋しきの 思ひ出にせむ 読人知らず
0049 今年より 春知りそむる 桜花 散ると言ふことは ならはざらなむ 纪贯之
0050 山高み 人もすさめぬ 桜花 いたくなわびそ 我见はやさむ 読人知らず
0051 山桜 我が见にくれば 春霞 峰にもをにも 立ち隠しつつ 読人知らず
0052 年ふれば よはひは老いぬ しかはあれど 花をし见れば 物思ひもなし 前太政大臣
0053 世の中に 绝えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし 在原业平
0054 石ばしる 滝なくもがな 桜花 手折りてもこむ 见ぬ人のため 読人知らず
0055 见てのみや 人にかたらむ 桜花 手ごとに折りて いへづとにせむ 素性法师
0056 见渡せば 柳桜を こきまぜて みやこぞ春の 锦なりける 素性法师
0057 色も香も 同じ昔に さくらめど 年ふる囚ぞ あらたまりける 纪友则
0058 谁しかも とめて折りつる 春霞 立ち隠すらむ 山の桜を 纪贯之
0059 桜花 さきにけらしな あしひきの 山のかひより 见ゆる白云 纪贯之
0060 み吉野の 山辺にさける 桜花 雪かとのみぞ あやまたれける 纪友则
0061 桜花 春くははれる 年だにも 人の心に あかれやはせぬ 伊势
0062 あだなりと 名にこそたてれ 桜花 年にまれなる 人も待ちけり 読人知らず
0063 今日こずは 明日は雪とぞ 降りなまし 消えずはありとも 花と见ましや 茬原业平
0064 散りぬれば 恋ふれどしるし なきものを 今日こそ桜 折らば折りてめ 読人知らず
0065 折りとらば 惜しげにもあるか 桜花 いざ宿かりて 散るまでは见む 読人知らず
0066 桜色に 衣は深く 染めて着む 花の散りなむ のちの形见に 纪有朋
0067 我が宿の 花见がてらに くる人は 散りなむのちぞ 恋しかるべき 凡河内躬恒
0068 见る人も なき山里の 桜花 ほかの散りなむ のちぞ咲かまし 伊势
0069 春霞 たなびく山の 桜花 うつろはむとや 色かはりゆく 読人知らず
0070 待てと言ふに 散らでしとまる ものならば 何を桜に 思ひまさまし 読人知らず
0071 残りなく 散るぞめでたき 桜花 ありて世の中 はての憂ければ 読人知らず
0072 この里に 旅寝しぬべし 桜花 散りのまがひに 家路忘れて 読人知らず
0073 空蝉の 世にも似たるか 花桜 咲くと见しまに かつ散りにけり 読人知らず
0074 桜花 散らば散らなむ 散らずとて ふるさと人の きても见なくに 惟乔亲王
0075 桜散る 花のところは 春ながら 雪ぞ降りつつ 消えがてにする 承均法师
0076 花散らす 风の宿りは 谁か知る 我に教へよ 行きてうらみむ 素性法师
0077 いざ桜 我も散りなむ ひとさかり ありなば人に うきめ见えなむ 承均法师
0078 ひと目见し 君もや来ると 桜花 今日は待ちみて 散らば散らなむ 纪贯之
0079 春霞 何隠すらむ 桜花 散る间をだにも 见るべきものを 纪贯之
0080 たれこめて 春のゆくへも 知らぬ间に 待ちし桜も うつろひにけり 藤原因香
0081 枝よりも あだに散りにし 花なれば 落ちても水の 泡とこそなれ 菅野高世
0082 ことならば 咲かずやはあらぬ 桜花 见る我さへに しづ心なし 纪贯之
0083 桜花 とく散りぬとも 思ほえず 人の心ぞ 风も吹きあへぬ 纪贯之
0084 久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 纪友则
0085 春风は 花のあたりを よぎて吹け 心づからや うつろふと见む 藤原好風
0086 雪とのみ 降るだにあるを 桜花 いかに散れとか 风の吹くらむ 凡河内躬恒
0087 山高み 见つつ我がこし 桜花 风は心に まかすべらなり 纪贯之
0088 春雨の 降るは涙か 桜花 散るを惜しまぬ 人しなければ 大友黒主
0089 桜花 散りぬる风の なごりには 水なき空に 浪ぞたちける 纪贯之
0090 ふるさとと なりにし奈良の みやこにも 色はかはらず 花は咲きけり 奈良帝
0091 花の色は 霞にこめて 见せずとも 香をだにぬすめ 春の山风 良岑宗贞
0092 花の木も 今はほり植ゑじ 春たてば うつろふ色に 人ならひけり 素性法师
0093 春の色の いたりいたらぬ 里はあらじ 咲ける咲かざる 花の见ゆらむ 読人知らず
0094 三轮屾を しかも隠すか 春霞 人に知られぬ 花や咲くらむ 纪贯之
0095 いざ今日は 春の山辺に まじりなむ 暮れなばなげの 花のかげかは 素性法师
0096 いつまでか 野辺に心の あくがれむ 花し散らずは 千代もへぬべし 素性法师
0097 春ごとに 花のさかりは ありなめど あひ见むことは 命なりけり 読人知らず
0098 花のごと 世のつねならば すぐしてし 昔はまたも かへりきなまし 読人知らず
0099 吹く风に あつらへつくる ものならば このひともとは よぎよと言はまし 読人知らず
0100 待つ人も 来ぬものゆゑに うぐひすの 鸣きつる花を 折りてけるかな 読人知らず
0101 咲く花は ちぐさながらに あだなれど 誰かは春を うらみはてたる 藤原兴风
0102 春霞 色のちぐさに 见えつるは たなびく山の 花のかげかも 藤原兴风
0103 霞立つ 春の山辺は 远けれど 吹きくる风は 花の香ぞする 在原元方
0104 花见れば 心さへにぞ うつりける 色にはいでじ 人もこそ知れ 凡河内躬恒
0105 うぐひすの 鸣く野辺ごとに 来て见れば うつろふ花に 风ぞ吹きける 読人知らず
0106 吹く风を 鸣きてうらみよ うぐひすは 我やは花に 手だにふれたる 読人知らず
0107 散る花の なくにしとまる ものならば 我うぐひすに おとらましやは 春澄洽子
0108 花の散る ことやわびしき 春霞 たつたの山の うぐひすの声 藤原後荫
0109 こづたへば おのが羽かぜに 散る花を 谁におほせて ここら鸣くらむ 素性法师
0110 しるしなき 音をも鸣くかな うぐひすの 今年のみ散る 花ならなくに 凡河内躬恒
0111 駒なめて いざ见にゆかむ ふるさとは 雪とのみこそ 花は散るらめ 読人知らず
0112 散る花を 何かうらみむ 世の中に 我が身も共に あらむものかは 読人知らず
0113 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに 小野小町
0114 惜しと思ふ 心は糸に よられなむ 散る花ごとに ぬきてとどめむ 素性法师
0115 梓弓 はるの山辺を 越えくれば 道もさりあへず 花ぞ散りける 纪贯之
0116 春の野に 若菜つまむと こしものを 散りかふ花に 噵は惑ひぬ 纪贯之
0117 宿りして 春の山辺に 寝たる夜は 梦の内にも 花ぞ散りける 纪贯之
0118 吹く风と 谷の水とし なかりせば み山隠れの 花を见ましや 纪贯之
0119 よそに见て かへらむ人に 藤の花 はひまつはれよ 枝は折るとも 僧正遍照
0120 我が宿に 咲ける藤波 立ち返り すぎがてにのみ 人の见るらむ 凡河内躬恒
0121 今もかも 咲き匂ふらむ 橘の こじまのさきの 山吹の花 読人知らず
0122 春雨に 匂へる色も あかなくに 香さへなつかし 山吹の花 読人知らず
0123 山吹は あやなな咲きそ 花见むと 植ゑけむ君が 今宵来なくに 読人知らず
0124 吉野川 岸の山吹 吹く风に 底の影さへ うつろひにけり 纪贯之
0125 かはづなく ゐでの山吹 散りにけり 花のさかりに あはましものを 読人知らず
0126 おもふどち 春の山辺に うちむれて そことも言はぬ 旅寝してしか 素性法师
0127 梓弓 春たちしより 年月の いるがごとくも 思ほゆるかな 凡河内躬恒
0128 鸣きとむる 花しなければ うぐひすも はてはものうく なりぬべらなり 纪贯之
0129 花散れる 水のまにまに とめくれば 山には春も なくなりにけり 清原深养父
0130 惜しめども とどまらなくに 春霞 かへる道にし たちぬと思へば 在原元方
0131 声绝えず 鸣けやうぐひす ひととせに ふたたびとだに 来べき春かは 藤原兴风
0132 とどむべき ものとはなしに はかなくも 散る花ごとに たぐふ心か 凡河内躬恒
0133 濡れつつぞ しひて折りつる 年の内に 春はいくかも あらじと思へば 在原业平
0134 今日のみと 春を思はぬ だにも 立つことやすき 花のかげかは 凡河内躬恒
0135 我が宿の 池の藤波 咲きにけり 山郭公 いつか来鸣かむ 読人知らず
0136 あはれてふ ことをあまたに やらじとや 春におくれて ひとり咲くらむ 纪利贞
0137 五月待つ 山郭公 うちはぶき 今も鸣かなむ 去年のふる声 読人知らず
0138 五月こば 鸣きもふりなむ 郭公 まだしきほどの 声を闻かばや 伊势
0139 五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする 読人知らず
0140 いつの间に 五月来ぬらむ あしひきの 山郭公 今ぞ鸣くなる 読人知らず
0141 今朝き鸣き いまだ旅なる 郭公 花橘に 宿はからなむ 読人知らず
0142 音羽山 今朝越えくれば 郭公 梢はるかに 今ぞ鸣くなる 纪友则
0143 郭公 初声闻けば あぢきなく 主さだまらぬ 恋せらるはた 素性法师
0144 いそのかみ ふるきみやこの 郭公 声ばかりこそ 昔なりけれ 素性法师
0145 夏山に 鸣く郭公 心あらば 物思ふ我に 声な闻かせそ 読人知らず
0146 郭公 鸣く声闻けば 别れにし ふるさとさへぞ 恋しかりける 読人知らず
0147 郭公 なが鸣く里の あまたあれば なほうとまれぬ 思ふものから 読人知らず
0148 思ひいづる ときはの山の 郭公 唐红の ふりいでてぞ鸣く 読人知らず
0149 声はして 涙は见えぬ 郭公 我が衣手の ひつをからなむ 読人知らず
0150 あしひきの 山郭公 をりはへて 谁かまさると 音をのみぞ鸣く 読人知らず
0151 今さらに 山へかへるな 郭公 声のかぎりは 我が宿に鸣け 読人知らず
0152 やよやまて 山郭公 ことづてむ 我れ世の中に 住みわびぬとよ 三国町
0153 伍月雨に 物思ひをれば 郭公 夜深く鸣きて いづち行くらむ 纪友则
0154 夜や暗き 道や惑へる 郭公 我が宿をしも すぎがてに鸣く 纪友则
0155 宿りせし 花橘も 枯れなくに など郭公 声绝えぬらむ 大江千里
0156 夏の夜の ふすかとすれば 郭公 鸣くひと声に 明くるしののめ 纪贯之
0157 くるるかと 见れば明けぬる 夏の夜を あかずとや鸣く 山郭公 壬生忠岑
0158 夏山に 恋しき人や 入りにけむ 声ふりたてて 鸣く郭公 纪秋岑
0159 去年の夏 鸣きふるしてし 郭公 それかあらぬか 声のかはらぬ 読人知らず
0160 五月雨の 空もとどろに 郭公 何を忧しとか 夜ただ鸣くらむ 纪贯之
0161 郭公 声も闻こえず 山彦は ほかになく音を 答へやはせぬ 凡河内躬恒
0162 郭公 人まつ山に 鸣くなれば 我うちつけに 恋ひまさりけり 纪贯之
0163 昔べや 今も恋しき 郭公 ふるさとにしも 鸣きてきつらむ 壬生忠岑
0164 郭公 我とはなしに 卯の花の うき世の中に 鸣き渡るらむ 凡河内躬恒
0165 はちす叶の にごりにしまぬ 心もて 何かは露を 珠とあざむく 僧正遍照
0166 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 云のいづこに 月宿るらむ 清原深养父
0167 尘をだに すゑじとぞ思ふ 咲きしより 妹と我が寢る 常夏の花 凡河内躬恒
0168 夏と秋と 行きかふ空の かよひぢは かたへ凉しき 风や吹くらむ 凡河内躬恒
0169 秋きぬと 目にはさやかに 见えねども 风の音にぞ おどろかれぬる 藤原敏行
0170 川风の 凉しくもあるか うちよする 浪とともにや 秋は立つらむ 纪贯之
0171 我が背子が 衣の裾を 吹き返し うらめづらしき 秋の初风 読人知らず
0172 昨日こそ 早苗とりしか いつの间に 稲叶そよぎて 秋风の吹く 読人知らず
0173 秋风の 吹きにし日より 久方の 天の河原に 立たぬ日はなし 読人知らず
0174 久方の 天の河原の 渡し守 君渡りなば かぢかくしてよ 読人知らず
0175 天の河 红叶を桥に わたせばや 七夕つめの 秋をしも待つ 読人知らず
0176 恋ひ恋ひて あふ夜は今宵 天の河 雾立ちわたり 明けずもあらなむ 読人知らず
0177 天の河 浅瀬しら浪 たどりつつ 渡りはてねば 明けぞしにける 纪友则
0178 契りけむ 心ぞつらき 七夕の 年にひとたび あふはあふかは 藤原兴风
0179 年ごとに あふとはすれど 七夕の 寝る夜の数ぞ 少なかりける 凡河内躬恒
0180 七夕に かしつる糸の うちはへて 年のを长く 恋ひや渡らむ 凡河内躬恒
0181 今宵こむ 人にはあはじ 七夕の 久しきほどに 待ちもこそすれ 素性法师
0182 今はとて 别るるは 天の河 渡らぬ先に 袖ぞひちぬる 源宗于
0183 今日よりは 今こむ年の 昨日をぞ いつしかとのみ 待ち渡るべき 壬生忠岑
0184 木の间より もりくる月の 影见れば 心づくしの 秋はきにけり 読人知らず
0185 おほかたの 秋くるからに 我が身こそ かなしきものと 思ひ知りぬれ 読人知らず
0186 我がために くる秋にしも あらなくに 虫の音闻けば まづぞかなしき 読人知らず
0187 ものごとに 秋ぞかなしき もみぢつつ うつろひゆくを かぎりと思へば 読人知らず
0188 ひとり寝る 床は草叶に あらねども 秋くる宵は 露けかりけり 読人知らず
0189 いつはとは はわかねど 秋の夜ぞ 物思ふことの かぎりなりける 読人知らず
0190 かくばかり 惜しと思ふ夜を いたづらに 寝て明かすらむ 人さへぞうき 凡河内躬恒
0191 白云に 羽うちかはし 飞ぶ雁の 数さへ见ゆる 秋の夜の月 読人知らず
0192 小夜中と 夜はふけぬらし 雁がねの 闻こゆる空に 月渡る见ゆ 読人知らず
0193 月见れば ちぢにものこそ かなしけれ 我が身ひとつの 秋にはあらねど 大江千里
0194 久方の 月の桂も 秋はなほ もみぢすればや 照りまさるらむ 壬生忠岑
0195 秋の夜の 月の光し あかければ くらぶの山も 越えぬべらなり 在原元方
0196 きりぎりす いたくな鸣きそ 秋の夜の 长き思ひは 我ぞまされる 藤原忠房
0197 秋の夜の 明くるも知らず 鸣く虫は 我がごとものや かなしかるらむ 藤原敏行
0198 秋萩も 色づきぬれば きりぎりす 我が寝ぬごとや 夜はかなしき 読人知らず
0199 秋の夜は 露こそことに 寒からし 草むらごとに 虫のわぶれば 読人知らず
0200 君しのぶ 草にやつるる ふるさとは 松虫の喑ぞ かなしかりける 読人知らず
0201 秋の野に 道も惑ひぬ 松虫の 声する方に 宿やからまし 読人知らず
0202 秋の野に 人まつ虫の 声すなり 我かとゆきて いざとぶらはむ 読人知らず
0203 もみぢ叶の 散りてつもれる 我が宿に 谁をまつ虫 ここら鸣くらむ 読人知らず
0204 ひぐらしの 鸣きつるなへに 日は暮れぬと 思ふは山の かげにぞありける 読人知らず
0205 ひぐらしの 鸣く山里の 夕暮れは 风よりほかに とふ人もなし 読人知らず
0206 待つ人に あらぬものから 初雁の 今朝鸣く声の めづらしきかな 在原元方
0207 秋风に 初雁がねぞ 闻こゆなる たがたまづさを かけてきつらむ 纪友则
0208 我が门に いなおほせ鸟の 鸣くなへに 今朝吹く风に 雁はきにけり 読人知らず
0209 いとはやも 鸣きぬる雁か 白露の 色どる木ぎも もみぢあへなくに 読人知らず
0210 春霞 かすみていにし 雁がねは 今ぞ鸣くなる 秋雾の上に 読人知らず
0211 夜を寒み 衣かりがね 鸣くなへに 萩の下叶も うつろひにけり 読人知らず
0212 秋风に 声を帆にあげて くる舟は 天の门渡る 雁にぞありける 藤原菅根
0213 忧きことを 思ひつらねて 雁がねの 鸣きこそわたれ 秋の夜な夜な 凡河內躬恒
0214 山里は 秋こそことに わびしけれ 鹿の鸣く音に 目を覚ましつつ 壬生忠岑
0215 奥山に もみぢ踏みわけ 鸣く鹿の 声闻くぞ 秋はかなしき 読人知らず
0216 秋萩に うらびれをれば あしひきの 山下とよみ 鹿の鸣くらむ 読人知らず
0217 秋萩を しがらみふせて 鸣く鹿の 目には见えずて 音のさやけさ 読人知らず
0218 秋萩の 花咲きにけり 高砂の 尾上の鹿は 今や鸣くらむ 藤原敏行
0219 秋萩の 古枝に咲ける 花见れば もとの心は 忘れざりけり 凡河内躬恒
0220 秋萩の 下叶色づく 今よりや ひとりある人の いねがてにする 読人知らず
0221 鸣き渡る 雁の涙や 落ちつらむ 物思ふ宿の 萩の上の露 読人知らず
0222 萩の露 玉にぬかむと とればけぬ よし见む人は 枝ながら见よ 読人知らず
0223 折りてみば 落ちぞしぬべき 秋萩の 枝もたわわに 置ける白露 読人知らず
0224 萩が花 散るらむ小野の 露霜に 濡れてをゆかむ 小夜はふくとも 読人知らず
0225 秋の野に 置く白露は 玉なれや つらぬきかくる くもの糸すぢ 文屋朝康
0226 名にめでて 折れるばかりぞ 女郎花 我おちにきと 人にかたるな 僧正遍照
0227 女郎花 忧しと见つつぞ ゆきすぐる 男山にし 立てりと思へば 布留今道
0228 秋の野に 宿りはすべし 女郎花 名をむつまじみ 旅ならなくに 藤原敏行
0229 女郎花 おほかる野辺に 宿りせば あやなくあだの 名をやたちなむ 小野美材
0230 女郎花 秋の野风に うちなびき 心ひとつを 谁によすらむ 左大臣
0231 秋ならで あふことかたき 女郎花 天の河原に おひぬものゆゑ 藤原定方
0232 たが秋に あらぬものゆゑ 女郎花 なぞ色にいでて まだきうつろふ 纪贯之
0233 つま恋ふる 鹿ぞ鸣くなる 女郎花 おのがすむ野の 花と知らずや 凡河内躬恒
0234 女郎花 吹きすぎてくる 秋风は 目には见えねど 香こそしるけれ 凡河内躬恒
0235 人の见る ことやくるしき 女郎花 秋雾にのみ 立ち隠るらむ 壬生忠岑
0236 ひとりのみ ながむるよりは 女郎花 我が住む宿に 植ゑて见ましを 壬生忠岑
0237 女郎花 うしろめたくも 见ゆるかな 荒れたる宿に ひとり立てれば 兼覧王
0238 花にあかで 何かへるらむ 女郎花 おほかる野辺に 寝なましものを 平贞文
0239 なに人か 来て脱ぎかけし 藤ばかま 来る秋ごとに 野辺を匂はす 藤原敏行
0240 宿りせし 人の形见か 藤ばかま 忘られがたき 香に匂ひつつ 纪贯之
0241 主知らぬ 香こそ匂へれ 秋の野に たが脱ぎかけし 藤ばかまぞも 素性法师
0242 今よりは 植ゑてだに见じ 花薄 穂にいづる秋は わびしかりけり 平贞文
0243 秋の野の 草の袂か 花薄 穂にいでてまねく 袖と见ゆらむ 在原栋梁
0244 我のみや あはれと思はむ きりぎりす 鸣く夕影の 大和抚子 素性法师
0245 绿なる ひとつ草とぞ 春は见し 秋は色いろの 花にぞありける 読人知らず
0246 ももくさの 花のひもとく 秋の野に 思ひたはれむ 人なとがめそ 読人知らず
0247 月草に 衣はすらむ 朝露に 濡れてののちは うつろひぬとも 読人知らず
0248 里は荒れて 人はふりにし 宿なれや 庭もまがきも 秋の野らなる 僧正遍照
0249 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山风を 岚と言ふらむ 文屋康秀
0250 草も木も 色かはれども わたつみの 浪の花にぞ 秋なかりける 文屋康秀
0251 红叶せぬ ときはの山は 吹く风の 音にや秋を 闻き渡るらむ 纪淑望
0252 雾立ちて 雁ぞ鸣くなる 片冈の 朝の原は もみぢしぬらむ 読人知らず
0253 神无月 雨もいまだ 降らなくに かねてうつろふ 神なびのもり 読人知らず
0254 ちはやぶる 神なび山の もみぢ叶に 思ひはかけじ うつろふものを 読人知らず
0255 同じ枝を わきて木の叶の うつろふは 西こそ秋の はじめなりけれ 藤原胜臣
0256 秋风の 吹きにし日より 音羽山 峰の梢も 色づきにけり 纪贯之
0257 白露の 色はひとつを いかにして 秋の木の叶を ちぢに染むらむ 藤原敏行
0258 秋の夜の 露をば露と 置きながら 雁の涙や 野辺を染むらむ 壬生忠岑
0259 秋の露 色いろことに 置けばこそ 山の木の叶の ちぐさなるらめ 読人知らず
0260 白露も 雨もいたく もる山は 下叶残らず 色づきにけり 纪贯之
0261 雨降れど 露ももらじを 笠取りの 山はいかでか もみぢ染めけむ 在原元方
0262 ちはやぶる 神のいがきに はふくずも 秋にはあへず うつろひにけり 纪贯之
0263 雨降れば 笠取り山の もみぢ叶は 行きかふ人の 袖さへぞてる 壬生忠岑
0264 散らねども かねてぞ惜しき もみぢ叶は 今はかぎりの 色と见つれば 読人知らず
0265 谁がための 锦なればか 秋雾の 佐保の山辺を 立ち隠すらむ 纪友则
0266 秋雾は 今朝はな立ちそ 佐保山の ははそのもみぢ よそにても见む 読人知らず
0267 佐保山の ははその色は 薄けれど 秋は深くも なりにけるかな 坂上是则
0268 植ゑし植ゑば 秋なきや 咲かざらむ 花こそ散らめ 根さへ枯れめや 在原业平
0269 久方の 云の上にて 见る菊は 天つ星とぞ あやまたれける 藤原敏行
0270 露ながら 折りてかざさむ 菊の花 老いせぬ秋の 久しかるべく 纪友则
0271 植ゑし 花待ちどほに ありし菊 うつろふ秋に あはむとや见し 大江千里
0272 秋风の 吹き上げに立てる 白菊は 花かあらぬか 浪のよするか 菅原朝臣
0273 濡れてほす 山路の菊の 露の間に いつか千歳を 我はへにけむ 素性法师
0274 花见つつ 人待つは 白妙の 袖かとのみぞ あやまたれける 纪友则
0275 ひともとと 思ひし菊を 大沢の 池の底にも 谁か植ゑけむ 纪友则
0276 秋の菊 匂ふかぎりは かざしてむ 花より先と 知らぬ我が身を 纪贯之
0277 心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置き惑はせる 白菊の花 凡河内躬恒
0278 色かはる 秋の菊をば ひととせに ふたたび匂ふ 花とこそ见れ 読人知らず
0279 秋をおきて こそありけれ 菊の花 うつろふからに 色のまされば 平贞文
0280 咲きそめし 宿しかはれば 菊の花 色さへにこそ うつろひにけれ 纪贯之
0281 佐保山の ははそのもみぢ 散りぬべみ 夜さへ見よと 照らす月影 読人知らず
0282 奥山の いはがきもみぢ 散りぬべし 照る日の光 见るなくて 藤原関雄
0283 竜田川 もみぢ乱れて 流るめり 渡らば锦 中や绝えなむ 読人知らず
0284 竜田川 もみぢ叶流る 神なびの みむろの山に 雨降るらし 読人知らず
0285 恋しくは 见てもしのばむ もみぢ叶を 吹きな散らしそ 山おろしの风 読人知らず
0286 秋风に あへず散りぬる もみぢ叶の ゆくへさだめぬ 我ぞかなしき 読人知らず
0287 秋は来ぬ 红叶は宿に 降りしきぬ 噵踏みわけて とふ人はなし 読人知らず
0288 踏みわけて さらにやとはむ もみぢ叶の 降り隠してし 道と见ながら 読人知らず
0289 秋の月 山辺さやかに 照らせるは 落つるもみぢの 数を见よとか 読人知らず
0290 吹く风の 色のちぐさに 见えつるは 秋の木の叶の 散ればなりけり 読人知らず
0291 霜のたて 露のぬきこそ 弱からし 山の锦の おればかつ散る 藤原関雄
0292 わび人の わきて立ち寄る 木のもとは たのむかげなく もみぢ散りけり 僧正遍照
0293 もみぢ叶の 流れてとまる みなとには 红深き 浪や立つらむ 素性法师
0294 ちはやぶる 神世もきかず 竜田川 唐红に 水くくるとは 在原业平
0295 我がきつる 方も知られず くらぶ山 木ぎの木の叶の 散るとまがふに 藤原敏行
0296 神なびの みむろの山を 秋ゆけば 锦たちきる 心地こそすれ 壬生忠岑
0297 见る人も なくて散りぬる 奥山の 红叶は夜の 锦なりけり 纪贯之
0298 竜田姫 たむくる神の あればこそ 秋の木の叶の ぬさと散るらめ 兼覧王
0299 秋の山 红叶をぬさと たむくれば 住む我さへぞ 旅心地する 纪贯之
0300 神なびの 山をすぎ行く 秋なれば 竜田川にぞ ぬさはたむくる 清原深养父
0301 白浪に 秋の木の葉の 浮かべるを 海人の流せる 舟かとぞ见る 藤原兴风
0302 もみぢ叶の 流れざりせば 竜田川 水の秋をば 谁か知らまし 坂上是则
0303 山川に 风のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 红叶なりけり 春道列树
0304 风吹けば 落つるもみぢ叶 水清み 散らぬ影さへ 底に见えつつ 凡河内躬恒
0305 立ち止まり 见てをわたらむ もみぢ叶は 雨と降るとも 水はまさらじ 凡河内躬恒
0306 山田もる 秋のかりいほに 置く露は いなおほせ鸟の 涙なりけり 壬生忠岑
0307 穂にもいでぬ 山田をもると 藤衣 稲叶の露に 濡れぬ日ぞなき 読人知らず
0308 刈れる田に おふるひつちの 穂にいでぬは 世を今さらに あきはてぬとか 読人知らず
0309 もみぢ叶は 袖にこき入れて もていでなむ 秋はかぎりと 见む人のため 素性法师
0310 み山より 落ちくる水の 色见てぞ 秋はかぎりと 思ひ知りぬる 藤原兴风
0311 年ごとに もみぢ叶流す 竜田川 みなとや秋の とまりなるらむ 纪贯之
0312 夕月夜 小仓の山に 鸣く鹿の 声の内にや 秋は暮るらむ 纪贯之
0313 道知らば たづねもゆかむ もみぢ叶を ぬさとたむけて 秋はいにけり 凡河内躬恒
0314 竜田川 锦おりかく 神无月 雨の雨を たてぬきにして 読人知らず
0315 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も 枯れぬと思へば 源宗于
0316 大空の 月の光し 清ければ 影见し水ぞ まづこほりける 読人知らず
0317 夕されば 衣手寒し み吉野の 吉野の山に み雪降るらし 読人知らず
0318 今よりは つぎて降らなむ 我が宿の 薄おしなみ 降れる白雪 読人知らず
0319 降る雪は かつぞけぬらし あしひきの 山のたぎつ瀬 音まさるなり 読人知らず
0320 この川に もみぢ叶流る 奥山の 雪げの水ぞ 今まさるらし 読人知らず
0321 ふるさとは 吉野の山し 近ければ ひと日もみ雪 降らぬ日はなし 読人知らず
0322 我が宿は 雪降りしきて 道もなし 踏みわけてとふ 人しなければ 読人知らず
0323 雪降れば 冬ごもりせる 草も木も 春に知られぬ 花ぞ咲きける 纪贯之
0324 白雪の ところもわかず 降りしけば 巌にも咲く 花とこそ见れ 纪秋岑
0325 み吉野の 山の白雪 つもるらし ふるさと寒く なりまさるなり 坂上是则
0326 浦近く 降りくる雪は 白浪の 末の松山 越すかとぞ见る 藤原兴風
0327 み吉野の 山の白雪 踏みわけて 入りにし人の おとづれもせぬ 壬生忠岑
0328 白雪の 降りてつもれる 山里は 住む人さへや 思ひ消ゆらむ 壬生忠岑
0329 膤降りて 人もかよはぬ 道なれや あとはかもなく 思ひ消ゆらむ 凡河内躬恒
0330 冬ながら 空より花の 散りくるは 云のあなたは 春にやあるらむ 清原深养父
0331 冬ごもり 思ひかけぬを 木の间より 花と见るまで 雪ぞ降りける 纪贯之
0332 朝ぼらけ 有明の月と 见るまでに 吉野の里に 降れる白雪 坂上昰则
0333 消ぬがうへに またも降りしけ 春霞 立ちなばみ雪 まれにこそ见め 読人知らず
0334 梅の花 それとも见えず 久方の あまぎる雪の なべて降れれば 読人知らず
0335 花の色は 雪にまじりて 见えずとも 香をだに匂へ 人の知るべく 小野篁
0336 梅の香の 降りおける雪に まがひせば 谁かことごと わきて折らまし 纪贯之
0337 雪降れば 木ごとに花ぞ 咲きにける いづれを梅と わきて折らまし 纪友则
0338 我が待たぬ 年はきぬれど 冬草の 枯れにし人は おとづれもせず 凡河内躬恒
0339 あらたまの 年の终りに なるごとに 雪も我が身も ふりまさりつつ 在原元方
0340 雪降りて 年の暮れぬる にこそ つひにもみぢぬ 松も见えけれ 読人知らず
0341 昨日と言ひ 今日とくらして 明日香河 流れて早き 月日なりけり 春道列树
0342 ゆく年の 惜しくもあるかな ます镜 見る影さへに くれぬと思へば 纪贯之

我要回帖

更多关于 食能以时 的文章

 

随机推荐