ない人は だれですか闻きます时々テレビ...

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1996年日本语三级能力测试真题(听力)
1996年日本语三级能力测试真题(听力):1996年三级听力原文問題Ⅰ(1) 男の人と女の人が美智子さんの部屋に遊びに行きます。美智子さんの部屋はどれですか。 男:美智子さんの部屋ってどこ女:どこだと思う?男:鳥がいるところかな。女:ううん。男:じゃ、星のカー...
  1996年三级听力原文
  問題Ⅰ
  (1) 男の人と女の人が美智子さんの部屋に遊びに行きます。美智子さんの部屋はどれですか。
  男:美智子さんの部屋ってどこ  女:どこだと思う?  男:鳥がいるところかな。  女:ううん。  男:じゃ、星のカーテンの部屋?  女:残念でした。お花のカーテンの部屋なの。あ、窓開いているから、美智子さん、帰っているわよ、きっと。  美智子さんの部屋はどれですか。
  (2) 女の人は男の人から何をもらいますか。
  男:りょうこさん、寮を出て、アパートに引っ越すって、本当ですか。  女:ええ。  男:実は、僕、急に国へ帰ることになって、よかったら、テレビとか、冷蔵庫とかもらってもらえません?  女:ええ?いいですか。  男:ええ。  女:じゃ、テレビを。  男:冷蔵庫はどうですか。  女:冷蔵庫、もう買っちゃったんです。  男:あ、そうですか。ほかに何か要りませんか。  女:ええと、自転車ありますか。  男:あ、ごめんなさい。自転車、もうあげちゃったんですよ。机はどうですか。  女:あ、お願いします。  女の人は男の人から何をもらいますか。
  (3) 灰皿はどこにありますか。
  男:あの、灰皿はどこにありますか。  女:あ、タバコですか。  男:え。  女:窓のところにありませんでしたか。窓の近くの机の上。  男:いや、ありませんでしたよ。あっちの丸い机の上にもなかったし。  女:じゃ、テレビの上かな。  男:わかりました。  女:あ、本棚の一番下に置いたんだ。  男:あ、そうですか。  灰皿はどこにありますか。
  (4) 旅行会社の人が旅行のスケジュールについて説明しています。大阪へ行くのはいつですか。大阪です。
  男:では、旅行の説明をします。ええと、出発は22日火曜日ですが、ここから京都まではバスで行きます。その日泊まるのは京都のホテルです。京都では二晩泊まります。1日目も2日目も同じホテルです。で、次の日、大阪へ行って、一晩泊まって、東京に帰ります。  大阪へ行くのはいつですか。
  (5) してはいけないと店員が言っていることはどれですか。
  男:いらっしゃいませ。いかがですか。このテーブルは?  女:ええ、大きさも形もいいんですけど。このテーブル丈夫ですか。  男:ええ、その点は大丈夫です。丈夫に出来ております。テーブルの上で果物を切ってもだい大丈夫ですよ。ただ熱いものを置くのはちょっと。  女:うちは子どもはまだ小さくて、上にのったり、飲み物をこぼしたりするんですよ。それですぐ汚れるんです。  男:ええ、色が変ったりしませんし、大人が乗ったとしても壊れませんよ。  女:じゃ、これにしようかしら。  してはいけないと店員が言っていることはどれですか。
  (6) 男の人と女の人がお客に出す物について話しています。どの順番で出しますか。
  女:まず、コーヒーを出してください。  男:はい。  女:それから、果物。  男:果物の次に、コーヒーのほうがいいんじゃないですか。  女:え、でも、まず暖かいものを出したほうがいいでしょう。寒いから。  男:ああ、そうですね。で、手を拭くタオルは最初でいいですね。  女:いいえ、果物の後でいいでしょう。果物で汚れた手を拭きたいでしょうから。  どの順番で出しますか。
  (7) 女の子の犬はどれですか。
  女:うちの犬すごいんだよ  男:なに?人の言葉が話せるとか  女:人の言葉は分かるみたいんだけど、話すのはできない。  男:じゃ、買い物に行くとか。  女:それはよくあるよね。でも、違うんだ。うちのは本を読むんだ。  男:ええ?うそ。  女:本当。頭いいんだ、うちのは。  男:そう?ううん、あのね、うちの犬は後ろ足だけで歩けるけど。  女:それはよくテレビで見るよね。  女の子の犬はどれですか。
  (8) 今年外国に旅行した人の数について話しています。正しいのはどれですか。
  女:ええ、これは今年の1月から5月までに、外国に旅行に行った人の数です。旅行する人が多いのは毎年3月と5月ですが、今年3月のほうが少し多くなっています。旅行する人が一番少ないのは2月で、今年は5月のだいたい半分でした。  今年外国に旅行した人の数について正しいのはどれですか。
  (9) 松本さんの新しいアパートはどれですか。
  男1:松本さん、今度引っ越したんだって?  男2:うん。  男1:どうして。今までのは川の前で眺めがよくてすごくよかったのに。  男2:うん。大きな公園も近くにあったしね。でも、うち、今度子どもが学校に入るから。学校が近いほうがいいと思って。  男1:あ、そうか。近いの?今度は。   男2:うん、歩いても5、6分なんだ。それに駅の上なんだよ、アパート。  男1:それは便利だ。  松本さんの新しいアパートはどれですか。
  (10) 女の人はどこにお箸を入れますか。
  女:お箸です。お手伝いします。  男:あ、ありがとう。じゃ、おそれやコップをしまってください。お箸もね。  女:はい、この中ですね。  男:そうそう。  女:お箸は箱の中ですか。  男:いや、その箱は違うんだ。  女:じゃ、どこですか。  男:一番上なんだ。戸を開けると、箱が入っているから。それに入れて。  女:はい。このスプーンは?  男:引き出しの中、右側ね。  女の人はどこにお箸を入れますか。
  (11) 工場の人が説明しています。工場の中ではどんな格好をしますか。
  男:ええ、皆さん、これから工場に入りますが、注意していただきたいことがありますので、よく聞いてください。まず、工場の中は階段がたくさんあるので、女性の方で、踵の高い靴を履いている方は滑りやすいので、こちらの靴に履き替えてください。それから、工場の入るときに、帽子を渡しますので、工場の中ではずっと被っていってください。あ、それから、工場の中では写真を撮ることはできませんので、カメラもこの部屋に置いてください。それではよろしくお願いします。  工場の中ではどんな格好をしますか。
  (12) 女の人が男の人の家に行きます。女の人は何時ごろ着くと言っていますか。
  女:もしもし、中田ですが、今、駅なんですけど。  男:あ、着きましたか。  女:ええ、それで、申し訳ないですげ土、駅から15分おっしゃっていましたね。  男:ええ。  女:今1時45分で、本当はちょうどいいんですけど、ちょっと用事を済ませておきたいので、2時の約束、少し遅れてしまうんですが。  男:あ、はいはい。  女:10分ぐらいで済むと思いますので、  男:そうですか。  女:じゃ、後30分ぐらいでうかがいます。  男:じゃ、お待ちしています。  女の人は何時ごろ着くと言っていますか。
  (13) お母さんと息子が話しています。息子は今日、何をどの順番でしますか。
  女:あ、出かけるの?  男:うん、映画を見てくる。1時に友達が駅で待っているんだ。  女;あら。まだ12時よ。  男:うん、今日雑誌が出る日だから、本屋でちょっと見ていくんだ。  女:だったら、ちょっと病院によって、お祖母ちゃんの薬もらっといて。  男:病院に行ったら、間に合わないよ。帰りによる。  女:帰りじゃ間に合わないでしょう。5時までなんだから。  男:ええ?行かなくちゃだめ  女:だめ。本屋は遅くまで空いているんだから。雑誌なんかいつでもいいでしょう。映画の後だって。  男:じゃ、そうする。  息子は今日、何をどの順番でしますか。
  (14) どんな鳥がいましたか。
  男:あの鳥、何という鳥か、知っていますか。  女;ええ?どこですか。  男;あの鳥、あ、飛んでてしまいました。小さくて、顔が黒いんです。でも、目の周りだけ白いんです。  女:うん、体は  男:体は白いんですけど。足は黒かったですね。  どんな鳥がいましたか。
  問題Ⅱ
  (1) 女の人はどうしてお昼に鶏肉を食べないのですか。
  男:お昼行きませんか。  女:あ、いいですね。  男:何にしましょうか。  女:そうですね。鶏肉以外なら何でも。  男:鳥は嫌いなんですか。  女:そうじゃないんですけど。  男:じゃ、昨日も鳥だったとか。  女:残念でした。実は今夜なんです。  男:ええ?  女:もう作ってきちゃったんです。  男:じゃ、何かほかのものにしましょう。  女の人はどうしてお昼に鶏肉を食べないのですか。  1. 昨日鶏肉を食べたからです。  2. 今晩鶏肉を食べるからです。  3. 鶏肉が食べられないからです。  4. 鶏肉が嫌いだからです。
  (2) みどりさんのお父さんの仕事は何ですか。
  男:これ、みどりさんの家族の写真?  女:そうです。  男:これがお父さん  女:いえ、おじです。八百屋をやっています。これは兄で、歯医者をしています。  男:ううん、似ているね。   女:父はその時、会社の仕事で海外に行っていたので、この写真にはいないんです。  男:これはお母さん  女:はい、英語を教えています。  みどりさんのお父さんの仕事は何ですか。  1. 八百屋です。  2. 歯医者です。  3. 会社員です。  4. 英語の先生です。
  (3) 女の子が友達を迎えに行きます。友達はどこで待っていますか。
  女:じゃ、駅に着いたら、電話して。迎えに行くから。駅前の交番の前で待ってて。  男:交番の前?交番の前に立っているのはいやだなあ。  女:ええ?じゃ、花屋のところは?  男:寒いといやだから、喫茶店の中にいようかな。  女:お金がかかるでしょう。じゃ、本屋は?  男:長くいるのはちょっとね。  女:だから、十分もそれで行くから。  男:OK.  友達はどこで待っていますか。  1. 交番の前です。   2. 花屋の前です。  3. 喫茶店の中です。  4. 本屋の中です。
  (4) 女の人と男の人が話しています。男の人はどうして眠いのですか。
  女:どうしたの?体の具合が悪いの  男:ううん、眠くて、眠くて。  女:どうして?毎晩遅くまで仕事だから  男:いや、それより。  女:ああ、わかった。飲みすぎでしょう。  男:いや、そうじゃなくて。先月、子どもが生まれたでしょう。  女:ああ、それで。  男:よく泣くんだ。それで眠れなくて。  男の人はどうして眠いのですか。  1. 体の具合が悪いからです。  2. 遅くまで仕事をしているからです。  3. お酒を飲みすぎるからです。  4. 夜、子どもに起こされるからです。
  (5) 女の人二人が田中さんのボーイフレンドについて話しています。田中さんのボーイフレンドはどんな人ですか。
  女1:ねねね、田中さんにボーイフレンドができたんだって。  女2:そうなのよ。この前、会っちゃった。  女1:会社の人  女2:ううん、そうじゃない。  女1:ええ、どんな人だった?前のボーイフレンドとっても大きかったわね。  女2:そうね。あまり背は高くないわね。  女1:スポーツマン  女2:それはよくわからないけど。そうね、真面目そうなタイプ。  田中さんのボーイフレンドはどんな人ですか。  1. スポーツマンで、背が高い人です。  2. スポーツマンで、背が高くない人です。  3. 真面目そうで、背が高い人です。  4. 真面目そうで、背が高くない人です。
  (6) 林さんと鈴木さんが話しています。鈴木さんはどうして自分の車で行きたいのですか。
  男1:え、鈴木、今度の日曜日、うちの車で、海に行かないか。  男2:あ、いいよ。でも、日曜日だと、道が混むだろう。  男1:大丈夫だよ。早く出るから。  男2:後、誰が行くの  男1:後は池田と日の谷の二人。  男2::そうか、僕、自分の車で行こうかな。  男1:どうして、うちの車大きいし、一台のほうが便利だろう。  男2:でも、林の運転、こわいからなあ。  男1:じゃ、鈴木に運転させてやるよ。  男2:実は、もう一人連れて行きたいんだよ。  男1:あ、なんだ。彼女を連れてくるのか。でも、5人なら乗れるぜ。  男2:そうだげどさ。  男1:わかったよ。じゃ、俺たち男3人で行きますよ。  鈴木さんはどうして自分の車で行きたいのですか。  1. 彼女と二人で行きたいからです。  2. 道が混むからです。  3. 車に5人は乗れないからです。  4. 自分で運転したいからです。
  (7) 男の人と女の人は何時からの映画を見ることにしましたか。
  男:ねえ、映画の時間調べてくれた  女:うん、ええと、一番早いのね、11時からで、その後は2時間おき。最後は7時からだって。  男:2時間おきって、11時の次は1時、その次は3時ということ  女:うん、そう。  男:7時のを見てから、晩御飯を食べると、遅くなっちゃうから。その一つ前のにしない  女:うん、そうしよう。  二人は何時からの映画を見ることにしましたか。  1. 1時です。  2. 3時です。  3. 5時です。  4. 7時です。
  (8) 男の人が女の人と話しています。男の人は女の人の隣に住んでいます。男の人は何がうるさいと言っていますか。
  男:すみません、夜はもう少し静かにしてくれませんか。  女:すみません。子どもがまだ小さくて。  男:いえいえ、子どもさんじゃなくて。  女:テレビとか、ラジオとかですか。  男:いいえ、そうじゃなくて、あのう、  女:は?  男:毎晩、遅く電話をかけるでしょう。  女:私?  男:もう少し静かに話してくださいませんか。  男の人は何がうるさいと言っていますか。  1. 子どもの声です。  2. 女の人の声です。   3. テレビの音です。  4. ラジオの音です。
  (9) 男の人と女の人が話しています。男の人はどうして遅くなりましたか。
  男:ごめん、ずいぶん待った?  女:起きるの、遅かったの?  男:ううん、起きたのは6時.  女:早い。  男:それで、早く出て、時間があったから。喫茶店でコーヒーを飲んだんだ。  女:ううん。  男:それで、喫茶店を出たら、昔の友達に会って、  女:ううん。  男:本当にごめん。  男の人はどうして遅くなりましたか。  1. 起きるのは遅かったからです。  2. 家を出るのは遅かったからです。  3. 喫茶店でコーヒーを飲んだからです。  4. 昔の友達と話していたからです。
  (10) 男の人はどうして風邪を引いたといっていますか。
  男:ああ、頭痛い。  女:風邪?  男:今朝から。  女:布団ちゃんとかけて寝た。  男:うん、ちゃんとかけてたよ。  女:わかった。お風呂の後で体が冷えたでしょう。  男:ううん、ほら、昨日午後から雨になったでしょう。  女:傘持っていなかったの  男:うん。  女:しょうがないなあ。それに、上着ぐらい着てきなさいよ。風邪なら。  男の人はどうして風邪を引いたといっていますか。  1. 布団をかけなかったからです。  2. お風呂の後体が冷えたからです。  3. 雨に濡れたからです。  4. 上着を着なかったからです。
  (11) 男の人が女の人にパーティについて聞いています。まだ決まらないのは何ですか。
  男:ねね、今度のパーティ日本料理でいい  女:うん、それはいいけど。店はどこ  男:山中さんの知っている店。  女:うん、日本料理って高いじゃない  男:それはねえ、安いんだよ。一人2500円。問題はね、昼のほうがいいという人と、夜じゃなければだめという人がいてね。  女:そうか、困ったね。  まだ決まらないのは何ですか。  1. 時間です。  2. 料理です。  3. 値段です。  4. 行く店です。
  (12) 男の人は何を食べますか。
  男:いらっしゃいませ。  女:さあ、何を食べましょうか。  男:何がいいかな。何にしようかな。  女:魚と肉、どっちがいいですか。サンドイッチもありますよ。  男:なんのサンドイッチですか。  女:野菜です。  男:じゃ、それにします。  女:私は昨日もおとといも魚だったから、今日は肉がいいかな。  男の人は何を食べますか。  1. 肉を食べます。   2. 魚を食べます。  3. サンドイッチを食べます。  4. 野菜サラダを食べます。
[&发布:能飞英语网&&&&编辑:能飞英语网&]
&东莞广贸外语科技专修学校-黄慧丽
&广东深圳-Jonny
&山东济南 -陈鑫
&上海-胡小雨日本企業は「社内公用語=英語」しないともう世界で生き残れない - My Life After MIT Sloan
組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。
昨日、東洋経済のサイトに載っていた、楽天の三木谷社長のインタビューを呼んで、これはすごい、と思った。
実は私も以前から、「ものづくり」の品質では勝てなくなってきた分野では、日本以外の市場でのプレゼンスをもっと確立するために、組織全体が英語を当然のように話し、日本人以外の視点で当たり前のように考えられるようにならなきゃだめだ、と思っていた。でも、本当にこれを実践する企業があるとは、と驚いた。三木谷氏には、、そのときも「この会社は日本以外の市場に本格的に展開しないとヤバイと思ってるんだな」と感じたが、この記事からはその本気度がひしひしと伝わってきた。
この10年、20年のうちに、日本企業は日本本社内でも英語が飛び交っているのが当然になるようになっていないと、「ガラパゴス化」を脱し、グローバルに勝ち残っていくのは難しいかもしれない、と私も思う。理由は以下の4つだ。
1. 日本語が公用語のままでは、海外からの一流人材は集まらない。
海外進出して、その国でプレゼンスを高めようと思ったら、その国の一流人材を採用する必要がある。特にサービス業ではその傾向が高い。そんなとき、日本語が公用語の会社に、知名度も高く英語が公用語の米企業を差し置いて、優秀な若者が就職するだろうか?
例えば、中国で、楽天とAmazonが採用活動しているとする。もし楽天の本社で日本語だけが話され、「本社で何話してるかわからない」という不信感があったら、優秀な中国人の若者は、楽天では中国支社では偉くなれても、日本の本社まで行って偉くなれないかもしれないと思うだろう。でもAmazonなら、そのうち米本社に行って、もっと偉くなるチャンスもあるかもしれない。そう思ったら、中国の優秀で野心的な若者はAmazonに就職するんじゃないだろうか?
今後、日本市場だけでは食っていけない、日本以外の市場でプレゼンスを確立しないとならない分野ではこの発想は不可欠だ。楽天のようなサービス業だけでなく、製造業でも重要になるだろう。今までは、日本の技術者が生んだものを世界に出荷していた製造業も、今後は少子化で技術者の数はずっと減る。企業が同じ開発の組織規模を持ち続けるには、当然日本人以外の有能な技術者を採用しないとならなくなるだろう。そのとき、例えば中国の優秀な技術者がトヨタとVWのどっちを選ぶか、ソニーとアップルのどっちを選ぶか、東芝とGEのどっちを選ぶか、という話になるわけである。
2. 日本より人材コストの安い新興国市場が拡大してるからこそ、英語化が必要
ちょっとまて、今までだってソニーとかトヨタとかホンダとか、別に本社英語化なんてしなくても海外でプレゼンスも確立してきたでしょ。何で今更、海外で採用する人材にあわせて、本社まで英語化しないとならないの?と思うかもしれない。
それは新興国の市場が大きく拡大していることとも関係する。今までの「海外進出」は、日本からアメリカやヨーロッパなどの、日本より人件費が高い国に進出することだった。よって、日本から英語の割と話せる日本人を派遣し、高い駐在コストなどを支払っても、元が取れた。中国とかタイなどの人件費の安い国にも、高い駐在を送っていたけど、そんなの、他のどの先進国の企業もやってることだから、問題なかった。
ところが、今後は新興国の市場が、先進国の市場を上回るほどに拡大していく。そこには、英語の話せる日本人を送るより安く、優秀な人材を採用できるようになってるのだ。そして、他の先進国企業も、人を送らず、現地で優秀な人材を安く採用している。新興国市場が大きいから、ここでの競争力が、企業全体企業全体としての競争力に大きく影響する。だから、現地で優秀な人材を採用し、本社側ではその人たちを本社でも受け入れる体制を整えることが不可欠になっているのだ。
また新興国の支社のガバナンスを考えても、本社の経営陣が当然のように英語で話せることは重要になるだろう。かつて日本企業が、米国に進出した際、本社経営陣が英語で十分ガバナンス出来ずに、組織が失敗したメーカーの例なんて山のようにあるだろう。今後はそういう話が新興国で起こるようになるだろう。新興国支社が力を生かせるよう、ある程度自由を与えつつも、手綱を緩めず上手にガバナンスするためには、三木谷さんのいう「英語の出来ない執行役員はクビ」というのは非常に納得がいく結論だと私は思う。
3. 最初から自然と世界を目指せるようになる
英語を公用語にすることで、日本人自身が、最初から自然と世界を目指した開発が出来るようになるというメリットがある。英語を話す、というのは、単に会話をする言語が英語になるということではなく、情報源や視座がグローバルになることを意味するからだ。例えば、英語を勉強するために、毎日CNNを聞いたり、Financial Timesを読んだりするようになる。ネット上などで、日本人以外の人と話す機会も自然と増えるだろう。そうしたら、世界の中で日本はどう見られているか、日本以外の色んな国の人達が、どんな情報に接して暮らしているのか、ということが自然と頭に入ってくるだろう。
そうすることで、日本のニュースしか読まず、日本人の特殊なニーズだけしか知らないので、それに閉じた製品?サービスを開発してしまう、ということは起こらなくなるだろう。
「ほんとに英語を公用語にしただけでそんな効果あるの?」と思うかもしれない。私はそうなると思う。これは実際に英語で交渉したり仕事をする英語力を身につけた人にしかわからない感覚かもしれないが、こういう英語力っていうのは単に「英語」を勉強して身につくものではない。英語で流通しているあらゆるニュースを読んだり、考え方を身につけないと、「英語力」はつかないのだ。本当に国際的に仕事が出来る英語力を身につける過程で、自然と視座がグローバルにならざるを得ないのである。サービス開発も、営業も、全ての人がこの視座を身につけたら、ガラパゴス問題の多くは自然と解消するだろう、と私は思っている。
4. 外資系ではなく、日本企業だからこそ英語公用語化が必要。
Twitterで「楽天では日本人だけの会議でも英語でやってるようです」とつぶやいて下さった人がいるが、多くの人は「本当にここまでやる必要があるの?効率悪いじゃん」と思うかも知れない。
実際、日本に支社があるAmazon、Google、IBMなど外資系メーカー、外資系コンサルティングや外資系投資銀行、PEなどの日本支社でも、日本人だけの会議で英語で話すなんてことをやってる企業はほとんど見かけない。(もちろん一人でも日本語が話せない人がいれば、英語になる。)理由は、日本人だけで英語で会議するなんて効率悪いからだ。それなのに何故、日本企業の楽天が「日本人だけの会議でも英語で話さないと」ならないのか?
これは日本企業だからこそだと思う。外資メーカーも外資コンサルも、その組織で偉くなろうと思ったら、英語で自分の役職の業務がこなせることがおいおい必要になる。会社の中心、っていうか、エライ人たちは英語だから、自然と英語が必要になるからだ。よって、別に日本人同士で英語でしゃべらなくても、皆言われなくてもやるのである。しかし日本企業は本社が日本だから、別に英語で話さなくても、エラくなれるし、エラい人と会話できる。英語を話さなければ、というインセンティブは特に生じないので、放置すれば、本社で日本語しか話さないひとは増えるだろう。
以上。日本企業で、社内の公用語を英語にするなんて、ほんとにやるの?やりすぎじゃないの?と思う人は多いと思うけど、私はそうは思わない。韓国企業や台湾企業が次々に社員をMBAに送り、アメリカ人を含む大量の「ガイジン」MBAを採用し、本社で英語がしゃべれるのが当たり前になってきてるのを、私はMITにいて目の前で見てるから、日本企業も10年のうちにはそうなる必要があるだろう、と普通に思っている。
(追記)タイトルは若干ポジション取りましたが、正確には本当に全員が英語が話せる必要はなく、海外人材が違和感無く英語で仕事ができ、特に優秀な海外人材が他社に逃げない程度に、英語が「当たり前」になっている状況を作ることが大切と思います。ただ、組織として例外ばかり許してたら示しがつかず、徹底されませんからある程度縛りは必要、ということ。下っ端も英語が話せる必要あるのか?→ 別にいいけど、いつまでも下っ端で手足のままだよ、ということ。
なお、上記は今後も日本市場中心で生きていこうと思っている企業には、その限りではありませぬが。
はてなで「何で日本企業に限定するの?」と言ってる方へ。→いや別に限定する必要ないけど、他に対象になりそうになる国ってありますかね?& 自国市場が減り始め、人口も減り始め、自国市場だけをターゲットにしても企業の成長が見込めない国って???。& 韓国?台湾?もう彼等はやり始めてると思うよ??。「公用語」とまでは行かないけど。
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